母子手帳を貰うまでが想像以上に長かった 40歳初産体験④
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はじめに
あと3ヶ月で40歳を迎える私が自然妊娠し、出産するまでの体調や心境、その後の育児などの体験談をシェアします。
仕事を頑張り、初めての妊娠タイミングが39歳になってしまい妊娠生活はバラ色どころか毎日不安でいっぱいだったのに、40歳以上の妊娠・出産情報は芸能人のブログばかりで、金銭感覚のズレ、好感度UPやView数を狙った内容なのではないかと勘繰ってしまい共感しづらかった。
同世代で妊娠出産を考えている人等の不安が少しでも軽減されるように応援したい気持ちで書いてます。
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39歳で妊娠発覚し、切迫流産と診断され、想定外の孤独を感じながら経過観察をしている続き。体調や経緯の詳細はこちらから。
家に1人でいると、どうしてもお腹の赤ちゃんの様子が気になってしまって心が休まらないので、毎日出社する事にした。
Amazonで検索すると、赤ちゃんの心拍を確認することができる心音計を見つけたが、購入したら24時間心音を確認しないと気が済まなくなりそうで、購入しなかった。
妊娠したからって業務内容が変わるわけでも、業務量が減るわけでもないので、今まで通りに働いているが、通勤、食事、体調などいくつか変化があった。
通勤時、今までと同じ通勤経路のはずなのに見える景色が全然違う事に驚く。
やたら妊婦マークをつけている人に気づくようになったのと、小走りしてる人がいたり自転車が急に飛び出してきたり、急に危険な行為に恐怖を感じるようになった。
お腹も大きくなっていないし、母子手帳さえもらえてないし、何をどうして過ごすのが良いのかわからない事だらけだったが、妊婦マークをつけている人を見かけたら、行動や服装などを観察することにした。
危険な行為は、自分が気を付けるしかないので、細心の注意を払って過ごすようにした。
時間と心に余裕を持って周りに注意を払う。
階段・エスカレーターは手すりを掴む。
混雑した電車は避け、電車では座る。
携帯見ながら歩かない。
寄り道しない。
食べ物やレストランは、その場で調理しているもの(っぽいか)を基準にして選ぶようにした。
例えば、おにぎりならコンビニではなくて、お店で作っているおにぎり屋さんで購入する。
それ以外は、自分で作るものを食べるようにしていた。
(このやり方が正しいか、また影響がどの程度あるのか不明だが、なるべく余計なもの例えば添加物などの摂取量は抑えられるのではないかと自分なりの想像に基づき…)
ちょっとしたことだが、同僚とのランチで困ったのが、食後のお茶かコーヒー。
コーヒー好きだが、だいたいデカフェなんてない。でも、何も頼まないのも変だからとりあえずコーヒーを頼んで、飲んでるふりをしていた。(お店の方ごめんなさい。)
自分が周りの人にオープンにしていないからだが、妊婦さんが過ごしづらい些細な事って日常にたくさん溢れてるんだなと実感。
体調は、妊娠が発覚する前後は不調だったが、起き上がれないほどの体調不良はなかった。
たまに疲れを感じたり、気持ち悪さや違和感を感じるのと、身体が冷える。
ずっとお腹が空いてて、特に炭水化物を欲した事が1番大きな変化だった。
週の前半、不調はなかったので油断していたが後半2回ほど出血があった。
1回目は、会社のトイレで夕方うっすら色がついたおりもの?らしきものがあった。その日の帰り道に、吐くほどではないが気持ち悪くなった。少し休んだら気持ち悪さはなくなり、帰宅後に出血の確認をしたら止まっていた。
2回目は、金曜日の19時過ぎにトイレに行くと、2回目よりもハッキリした、うっすら出血が…
青ざめて、頭真っ白になりながらも、とりあえず横になる。15分後にトイレで出血の状況を確認すると、すでに出血は止まっていたが、不安でいっぱいになり週末は横になって休んだ。
また、長い1週間を終え、検診で薄ピンクのカーテンを見ながら心臓が破裂しそうなくらいドキドキしながら先生を待つ。
超音波で、赤ちゃんが成長しているのを確認でき、やっと母子手帳をもらう許可が出た。
赤ちゃんはお腹にいたけど、何者でもなかった私が、”妊婦”としてやっと認められた気がして嬉しかった。
その足で区役所に向かって、「おめでとうございます。」と言われて、母子手帳を受け取り5分程度簡単な今後の説明を受けて「本当に妊娠したんだな。」とやっと実感できた。
長かった。
ここから、まずは安定期16週(5ヶ月)を迎えられるように頑張る!
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