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「中年期以降の転機への支援」について学んできた
今日は、キャリアコンサルタント資格の更新講習を受講し「中年期以降の転機への支援」について学んできました。
学んだこと感じたこと
中年期は40歳から55歳ごろを中年前期、56歳から64歳までを中年後期としています。
中年期の発達課題は、エリクソンのライフサイクル理論からみると、『世代性VS停滞』。
世代性とは、「次の世代」を育てることに積極的に関与することと考えられています。
自分がこれまでに経験してきたことを下の世代に伝えることができることで、よりよく生きていくための力が得られると考えられています。つまり、自分自身の役割を理解(ここでいう次の世代育てのこと)をしているかどうかが、大事で自分自身の充実感にもつながるということ。
逆に、それができないと停滞すると言われていますが、出来なかったとしても、学び直しが可能と考えられています。
また、始まりからスタートするのではなく、何かが終わることからスタートするという、ブリッジスのトランジション理論では、会社を退職するなど、自分が置かれた立場からの離脱や、職場の立場・役割を失い、今までの考え方や価値観が変わることへの落胆、この先やりたいことが分からなくなるなどの、方向感覚の喪失などが起こる可能性を示唆しています。
中年期にはそんな背景があることを念頭に置きつつ、どのようなキャリア支援ができるか、ということを事例検討の中から学んできました。
相談者の問題がどこから来ているのか、それは気づいていることなのか・そうでないのか、気付いていないとしたら、どんな質問を投げかけたら気づきが得られるのか、などをポイントに、事例検討をしていきました。
が、、、。
気づき
見立てた根拠は何か、見立てたことに対する答えを引き出す質問はどんなものがあるか、を考えていきましたが、普段相談をしていても弱いところだったと気づかされました。
まだまだ、学ぶことは沢山ありそうです、、、。
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