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【経験談あり】就活生が知っておくべき鉄道業界が向いているのはこんな人
こんにちは、就活塾キャリアアカデミーです。
就活を進めるうえで大切なことは、自己分析と業界・企業理解。
常々言われているその理由は、業界によって向いている人物像が異なるからです。
そこで今回は、「鉄道業界」に焦点を当てて、鉄道業界に向いている人の特徴や必要なスキルを紹介します。鉄道業界は鉄道だけでなく、不動産やサービス分野も含む広い業界です。
「鉄道業界って、自分に向いているのかな?」
「不動産やサービス分野もあるって聞いたけど、どんな人が向いているんだろう?」
「就活で何を意識すれば、内定に近づけるんだろう?」
新卒で鉄道業界に入社した筆者も、当時はこうした不安を抱えていました。
実際に入社して感じたこともふまえて解説していくので、不安を少しでも解消し、選考準備が進められるようにしていきましょう。
鉄道業界の業界研究をもっと行いたい方は、こちらの記事もご参照ください。
鉄道業界に向いている人の3つの特徴
ずばり言ってしまうと、鉄道業界で求められる人材にはいくつかの特徴があります。
以下の3つの特徴に当てはまる人は鉄道業界で活躍する可能性が高いですよ。
ただし、「絶対にこれにあてはめなければ」と思うことは危険です。
これ以外にもっとアピールしたい自分の強みがある場合には、就活塾などを活用し、プロの力を借りながらアピール方法をブラッシュアップしていきましょう。
特徴1.責任感が強い人
まずは責任感が強い人が挙げられます。
もちろん、どんな仕事でも責任をもって取り組むことは絶対条件です。
でもその中でも特に鉄道業界ではこの強みが重視されやすいです。
鉄道事業について考えてみましょう。
鉄道は、何よりも「安心安全」が最優先です。適当に電車を運行してしまったら?適当に線路の点検をしてしまったら?適当にお客様にご案内をしてしまったら?その「ちょっとくらいいや」の気持ちが事故やトラブルの発生につながる可能性があります。
鉄道は人々の生活のインフラ。インフラ基盤を安定したものにするためには、少しのミスも見逃さずに責任をもって物事に取り組む力が必要です。
特徴2.臨機応変な対応ができる人
鉄道業界では、急なトラブルやスケジュール変更がつきものです。そのため、臨機応変に対応できる能力が非常に重要になります。
例えば、鉄道事業では台風や予期せぬトラブルに対応するために状況に応じて素早く対応する力が求められます。
鉄道事業に入ると、最初は現場研修をすることも多いです。筆者自身も、日々お客様対応に走り回っていました。
不動産事業でも、建設スケジュールの変更やテナントの変更など、竣工するまで常に気を抜くことはできませんね。
特徴3.周囲を巻き込みながら物事を進められる人
これは、鉄道業界を志望する人にとって必須のスキルと言えます。
例えば不動産事業では、建物をたてるために地主・省庁・テナント・他部署・グループ会社・同業他社など本当に様々な人からの協力を得る必要があります。
ひとつでも首を横に振られてしまうと物事がうまく進みません。双方のメリットを明確にしながら、社内外全員で進めなければいけません。
正直、「一体何個の承認ハンコを待ち続けているんだろう」と思うこともありますが、インフラ企業は簡単に失敗してやり直す、ということができません。
だからこそなかなか首を縦に振らない関係各所がいるのも事実です。どのように巻き込むことができるのかコミュニケーション能力が問われる業界と言えるでしょう。
あくまでも一例ですが、チームで何かに取り組んだ経験があれば存分にエピソードとして入れられるといいですね。
もちろんこのほかにも、「忍耐強さ」「慎重さ」などの強みをアピールすることもできるでしょう。
鉄道業界の就活で意識したい3つのポイント
ここまで見てきた強みを単に順番にアピールするだけでいいのかというと、残念ながらそういうわけではありません。
当たり前ですが、他の就活生と差をつける意識が重要ですね。
特に鉄道業界は、鉄道事業や不動産・サービス事業など多岐にわたる分野を抱えているため、志望する領域に照らし合わせながら自己分析をする必要があります。
ポイント1.鉄道業界の多様な分野を知り、自分の興味を見極めよう
鉄道業界は、単に鉄道運行だけでなく、不動産やサービス業といったさまざまな分野を展開しています。
鉄道や運行に関心がある方もいれば、地域貢献や都市開発に興味がある方もいるでしょう。自分の興味がどの分野にあるのかを見極めることは、将来的なやりがいや仕事の満足度に直結します。
鉄道業界は、毎年おおよその新卒採用人数が決まっており、選考を進める段階で「おおむねこの人はこの部署かな」と考えられているケースもあります。
そのため、単に「鉄道業界に行きたいです」だけでは面接官も困ってしまいます。漠然としていても構わないので少なくとも「この領域に興味がある」という意志を伝えられるようにしましょう。
ポイント3.志望職種ごとの適性を理解し、自己PRを考えよう
先ほど向いている人の特徴を3つお伝えしましたが、領域ごとに求められる適性は若干異なります。
たとえば、鉄道事業に興味がある人は何よりも責任感が大切です。一方、生活サービス領域に興味がある人は周囲を巻き込む力も大きく重視されます。
もちろんどのスキルもすべての領域で大事なスキルですが、生活サービス領域に興味がある人は、「安心安全を守ります」というPRよりも「周囲を巻き込み、アイディアを出し合い、街を活性化させたい」というPRをしたほうが事業内容を理解しているといえるでしょう。
ポイント3.必ず経験談を踏まえて面接に挑もう
面接では、面接官は、あなたの話を通して、現場でどのように活躍するかをイメージしたいと考えています。
鉄道事業を志望する人がやってしまいがちなのが「〇〇沿線に住んでいるから」「〇〇のショッピングセンターによく行くから」という志望動機を伝えてしまうこと。これらはあくまでもあなたが会社に興味をもったきっかけにすぎません。
鉄道事業に入りたいという気持ちを適切にアピールするためには、自分の経験談を整理して、鉄道業界の各分野で役立つエピソードを選びましょう。そして、それがどのように志望職種で活かされるかを具体的に伝えてください。
鉄道業界の就活で役立つ具体的なエピソード例
最後に、「鉄道事業」「不動産」「サービス」それぞれの分野で使えるエピソード例を紹介します。実際の出来事や体験をもとに、自分がどう行動したかを話すと、説得力が増しますよ。
これらはあくまでも一例なので、エピソードを考える時には必ず「自分の言葉」で「自分の経験」を語りましょう。
鉄道業務での適性を示すエピソード
鉄道の運行業務では、安全と正確さが重視されます。「冷静に判断した」や「慎重に対応した」エピソードが好まれます。
たとえば、アルバイトで予期せぬトラブルが発生したときに冷静に対応し、問題を最小限に抑えた経験などがないか、考えてみましょう。
そのときに、「間違えると〇〇という結果になってしまう恐れがあった」など、そのトラブルの大きさも伝えられるといいですね。
不動産業務での適性を示すエピソード
不動産部門では、地域や利用者との連携が非常に重要です。ここでは「コミュニケーションを円滑に行い、周囲を巻き込みながらプロジェクトを成功させた」経験がないか考えてみましょう。
たとえば、学祭の実行委員として、協賛金を集めるために地域の企業や団体にかけあった経験などを用いると、地域社会と協力関係を築く力が伝わります。
サービス業務での適性を示すエピソード
サービス分野で重視されるのは、ショッピングセンターでのイベント実施などアイディアを形にしていくお話です。
たとえば、サークル活動で人々の交流を促すために合宿を企画実行した経験などがないか検討してみましょう。
まとめ 自己分析を行い鉄道事業に見合うエピソードを考えよう
今回の記事では、就活生に向けて、鉄道業界に向いている人の特徴を紹介しました。
鉄道業界で働くために、まずは自分の強みを把握し、興味がある分野とどのような関連性を持たせられるかを明確にすることが大切です。
今回の記事を参考に、鉄道業界への理解を深め、面接でしっかりとアピールできる準備を進めてください。
自分のどんなエピソードなら鉄道業界にあっているか悩んでいる方は、ぜひ就活塾キャリアアカデミーにご相談ください。
就活生のために考えられたオリジナルのカリキュラムで、自己分析、ESの書き方の添削、面接練習など充実したサポートを受けることができますよ。
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