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#16 逆質問の意図【番外】 面接官に「仕事のやりがい」を聞くのはありかなしか?

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キャリアコンサルタントの笹井典子です。

逆質問、学生の皆さんが悩むテーマです。

前回と前々回で、企業側が逆質問をする意図は何か?ということや、逆質問を考えるポイントについてお伝えしました。

逆質問の意図①何故採用面接では逆質問を聞いてくるのか?

逆質問の意図②逆質問を考えるときに大切な2つのこと

本日は番外編。

最近学生からよく聞く「逆質問ネタ」について、誤情報が飛び交っているのが気になったので番外編です。

困ったときにはGoogle先生に聞けばなんとかなる世の中。

逆質問についても検索すれば、「鉄板の質問」「逆質問50選」など、様々な対策や「答え」が出てきます


前回の投稿でもお伝えしましたが、逆質問について考えるときのポイントは以下の3つ

①企業に対しての興味を持てているか?(企業研究できている?)

②企業で働くイメージができているか?(ミスマッチはない?)

③その質問に意図があるのか?(逆質問することが目的になっていないか?)

ネットから引っ張ってきた質問は、時間を埋めることはできるかもしれませんが「質問する事が目的になっているな」という事が見破られてしまいます。

ある学生から聞いた、こんな怖い話があります。

逆質問で、ネットで調べてなんとなく気に入ったこんな質問をしたそうです。

「仕事をしていて、どんなときにやりがいを感じますか?」

すると、人事の方は一言、若干キレ気味に言ったそうです。

「その質問、今日で3人目なんだけど流行ってるの?」

面接のその場の空気が凍りついたそうです。


怖っ!!!!

確かに、やりがいって自分で見出すものだから、人のやりがい聞いてどうするの?という点でもツッコミどころありますね^^;

おそらく、ネットの「逆質問●●選」みたいなところに出ていたんでしょうねー

3人同じ質問が続いたのは不運としか言いようがないですし

人事の方も、そこは笑顔で答えて、笑顔で不採用にすればいいじゃんって思いますが💦

題名の「仕事のやりがいを聞くのはありかなしか?」という答えについて、私は個人的には「なし」だと思っています。

逆質問として、最初にするのはやはり業務や事業に関わる事だと思います。

仮に体験談や価値観を聞くのであれば、10個目以降の質問でしょう。

それも「自分はこのように考えているが、実際はどうなのか?自分が働くイメージをもっと明確にしたい」という「自分で考えている」という意思表示と、「質問をする意図」を持って聞くと良いと思いますよ。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Have a great career_weave!


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