【国家資格キャリアコンサルタント試験対策】 初めて知った。キャリ協とJCDAの違い。
合格した今になってやっと、「キャリ協」と「JCDA」の違いについて理解できました。
結論から言うと、試験において団体を選ぶ基準は「論述問題との相性」程度 です。
あまり大きな差がないんですね。
まずは、資格取得後における両団体の特徴を見てみましょう。
◆JCDA/DCA https://www.j-cda.jp
・JCDAが認定しているキャリアカウンセラー資格「CDA」が得られ、SVやCDAインストラクターとしての道が開ける。会員になると会員相互のネットワークがある。
・しかし、マンパワー出身でないとすぐにCDA会員になれない
・マンパワー出身以外は、JCDA、キャリ協どちらの合格者でもキャリア会員になれる。さらに特定の講座(https://www.j-cda.jp/pdf/seminar_list.pdf)を受けるとCDA会員になれる。
・キャリア会員でもCDA会員と同額の割引を受けられる
・会員向けの賠償責任保険制度がある
・更新講習が豊富
◆キャリ協/ACCN https://www.career-shiken.org
・キャリ協が認定しているACCN会員(https://www.allccn.org)になると支部活動へ参加でき、キャリコンとしての有用な情報(情報発信サービス、無料動画など)が得られる。
・キャリ協、JCDAどちらの合格者でもACCN会員になれる
・ACCNは2019年4月1日に立ち上がったばかりで未知数
・2級以上の技能検定を受けるのであれば、同じ型なのでスムーズ・・・と言わているが更なる勉強が必要なのでJCDA合格者でも条件は同じ
・会員向け賠償責任保険制度がある
・更新講習はあまりない
マンパワー出身者はJCDAで受けるメリットは大きいですね。
しかし、それ以外の養成講座の場合、JCDA、キャリ協のどちらで合格しても、双方の会員になれるので資格取得後は差は全くありません。
面接試験という観点において、「JCDAは一つの事柄や感情を拾って見える化していく進め方」、「キャリ協は転機の前後の全体像を把握して問題点を見つけ出す進め方」という違いがあります。
ただ、それもどちらも丁寧に傾聴することで自然と展開していくので、どっちが向いているとか、受かりやすいという問題ではないでしょう。
しかし、「論述との相性」はあるでしょう。
それは単純に「書くスピード」との相性です。
JCDAは圧倒的に書く文量が多いんですよね。
ただ、私の仲間でJCDAで合格した方々が口を揃えて「最初はJCDAを選んで後悔したけど、慣れれば文字量もクリアできるようになった。」と言っていました。
しっかり準備できた方は最後5分ほど、見直す時間があったそうです。
そうであれば、どちらを選んでも勉強を進めれば間違いなく確立できるので、相性もさほど大きな問題ではないかもしれません。
ちなみに私は、初めて論述問題に取り組んだ時に「どちらかというと、まだやりやすいかな」と感じたキャリ協で受験にしました。
つまり、ファーストテイクの直感こそ、大切な気がします。
それよりももっと大切なのは「早く決めて、早く勉強をスタートさせる」ことです。
やれば必ず点数につながるのが論述で、論述で点数が取れていれば、安心して面接試験を迎えることができます。
私のようにバタバタと駆け込んで、面接の勉強を後回しにしないようにしてくださいね。
本当に、ギリギリは危険ですから。