【国家資格キャリアコンサルタント試験対策】16回論述問題を読み解く(JCDA)
今回はJCDA16回の論述問題を中心に学びました。
論述の勉強は、口頭試問の勉強につながる
まさに大切な勉強となるので、
参考にして勉強していただければと思います。
共通部分でわかること
まずは共通部分では「ムムッ?」となる
矛盾を見つけ出すことに注力します。
「CLの中で何が起こっているか?」
「CLはどんな心理状態なのか?」
ということを語られた経験をもとに、
掘り起こしておきます。
例えば、
「得意技」と言っていたほど自信があった業務の円滑化が、オンラインとなった今、そうじゃなくて不安に感じている。
つまり、環境の変化に対するギャップが生まれていますね。
共通部分では、ここまで読み込んでおくことが大切となります。
事例のメインテーマをチェック
さらに、この後に
「バッドキャリコン(事例Ⅰ)」
「グッドキャリコン(事例Ⅱ)」
の事例に分かれますが、「グッドキャリコン」の最後の方に、CCtが事例のメインテーマを丁寧に要約してくれていることに注目しましょう。
16回の問題では、CCt11の下線部になります。
せっかくCCtから指摘されたメインテーマなので、
「ムムッ?」の一つの軸にすると良いでしょう。
大切なのは自分の納得感
ただし、ここで重要となるのは
自分の納得できる言葉で、
納得できる内容で解答する
ということです。
正直、解答の書き方についての正解例は、
これまでも一切公表されていません。
当然、養成学校も外部スクールも先生方も、
誰一人として知りません。
公表されていないということは、
型にはめる必要がないということです。
つまり自分が納得した内容、言葉で書くことこそ、
説得力があり、明確な答えとなります。
納得して書くためには、
自分が「ムムッ?」と感じる部分を
見逃さないでくださいね。
いろんな答えがあって当然
例えば、中にはCL7をフォーカスする方もいるでしょう。
別の課の課長が新しいツールを使っていることで
「自分もやらないといけないな」としている
つまり、他人と比べてしまっているんですね。
ここでは、CLが管理職をどう捉えているのかがわかりますね。
どこをフォーカスするかは人それぞれです。
フォーカスポイントがわからないのであれば、
事例のメインテーマを参考にすると楽ですよ。
グッドキャリコン部分で充足させる
共通部分で矛盾点、揺らぎを見つけ出して、
グッドキャリコン(事例Ⅱ)のところで、
充足する部分を探していくと良いでしょう。
もちろん、その矛盾点や揺らぎは
読み進めることで解決される可能性があります。
そうであれば立ち戻り、
また違った矛盾点や揺らぎを見出していくと良いでしょう。
その指針となるのも、
CCt11の下線部です。
最後に
どこをフォーカスすれば良いかのは、
日頃から論述問題に取り組み、
感性を磨くことが大切です。
最後は、自分の感性を信じてくださいね。
そうすればきっと、
点数につながります。