学生に知っていただきたい「仕事って・営業って悪くない。いや、むしろめっちゃいいもんだよ」と。
「営業をやる覚悟のある人」
スターティアの新卒採用で、スターティアが求めている人物像として学生の方に伝えているメッセージです。
営業をやる覚悟。
この言葉を聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。そもそも営業という職種に対して、いろいろなイメージをお持ちかもしれませんね。
スターティアでは、営業に立ち向かう“覚悟“を持った方に仲間になっていただきたいと思って新卒採用を行っています。
まだ経験したことのない社会人、営業という職業に覚悟なんて持てるかな、と不安に思う気持ちも分かります。ただ、“覚悟”も見方によっては持てるものだと思うのです。説明会や選考時にお伝えしている我々が考える覚悟について、先ほど挙げた例を一つひとつ解説していく形式でnoteにまとめてみます。
会社の顔となるから責任が重そう
営業としてお客様に提案する際、その営業個人としての考えというよりは、スターティアという団体の提案としてお客様も受け取ります。自分の発言が会社の看板を背負っていると思うと確かに重圧は中々のものですよね。
スターティアはミッション経営を進めており、「存続と成長に寄り添う」、このミッションに則った行動ができるように日々の会話から徹底しています。例えば、上司に判断を仰がずとも、“これってちゃんと寄り添えてるかな?”と一人ひとりがミッションに則って立ち返り、自信をもって判断ができる状態、これをミッションが浸透している状態ととらえています。
ただ、全員がもちろんミッションを認識しているものの、「浸透」という意味で言うと正直なところまだまだなのが現状です。寄り添うというワードが、ビジネスという厳しい社会での“寄り添う”とは違うニュアンスで学生の方や新卒にとらえられることがあるため、深い意味での浸透を目指しています。
とはいえ、明確な判断基準があり会社としてこう対処してほしいというメッセージを提示しているので、個人の判断ではないと認識していただけると少し違うのかなと感じます。
責任は役職が高い順に負うため(内容にもよりますが、一般的に営業活動をしていて責任を負うというシーンは中々ないかと……もちろん、減給や人事考課の査定対象になることはあります。これは営業職に限らずですね。)現場の社員は堂々と営業活動を行っています。
目標を達成することが大変なのではないか
営業と聞くと、ノルマがきつそう、というイメージがあるかもしれません。スターティアでは、「固定」という言い方をしていて、いわゆる月次の目標が一人一人に割り当てられています。
大変か大変じゃないかは、人それぞれ・そして案件次第なところもありますが、「大変」を紐解いていくと、よく学生の方に質問されるのは主に以下です。こんなところがブラックボックスになっているのではないでしょうか。
・達成できなかった際に上司に怒られるかも
・ドラマなどでよくある、休日出勤をしないといけないのではないか
スターティアでは、
・達成できなかった際に上司に怒られるかも
→恐怖マネジメントは効果が持続しないことが分かっているため、どうやったら達成できるかを紐解いて一緒に考えます。ただもちろん、人として正しくないことに対して叱るシーンはあると思いますし、そういった厳しいやり取りがゼロではないと思っていただきたいです。(これも、営業職に限らず他の職種でも当然ながらですね。)
・ドラマなどでよくある、休日出勤をしないといけないのではないか
→目標の達成のため休日出勤を強要することはありません。与えられた時間内でどう達成させるかを逆算して行動していただきます。念のため補足をすると、担当する案件によって休日出勤は可能性としてはあります。(同一週内での振替休日を取得)
5人1チームの課体制を取って営業活動を行っています。個人の戦いというよりは、その5人でいかに協力し合って課の達成に向けて動いていくか、というチームプレーがカギになります。
目標を達成するために、上司の力を借りたり似た案件を過去に担当した人に相談したり、時には隣のチームや全国の他の拠点にいるメンバーにも助けを仰ぎながらいかに“頼っていけるか”がスターティアの営業の特徴と言えるかもしれません。
自分でなんとかするその力ももちろん必要ですが、これまで25年以上BtoBでビジネスを続けてきた歴史がスターティアにはあるので、これまでの事例を事例集や動画から探したり、周りに聞いて頼ってみたりと解決策がたくさん出てくる恵まれた環境がスターティアにはあるんですよね。
そうやってたくさん経験を積んでいく中で目標を達成するための手段がだんだんと自分なりに分かってきて、成果を残せる営業へと成長していくのです。大変だけれど間違いなくやりがいがあり自分の成長実感のある、そんな職種が営業なのだとつくづく思います。
新規営業と既存営業とで難しさが違いそう
難しさは、確かに違います。私は(このnoteを書いてる人は営業時代6年の中で、新規営業・既存営業どちらも経験があります)個人的な好みですが、新規営業の方が好きです。
既存営業の難しさは、お客様のこれまでの導入背景をしっかりくみ取ったうえでのフォローや提案が必要なこと。前任の担当者とよくも悪くも比較されることがあるため、なかなか自分らしいコミュニケーションがしにくいシーンもあったりして、難しさを感じることがありました。
新規営業の難しさは、まったく興味のない状態のお客様に課題や必要性を認識していただき、他にもいろいろな素晴らしいサービスや会社がある中でスターティアの営業担当○○を選んでいただくということ。オンラインで繋がれる時代ですから、文字通り全国の他社のトップセールスたちがライバルになるわけですね。いかに“選んでいただく理由”を明確にするか、この難易度は確かにあります。
スターティアでは新卒の皆さんにはまず最初に新規営業を経験いただき、配属後は基本的にお取引のあるお客様を担当いただくことが一般的です。(部署によっては新規営業を行っているところもあります)
どちらの難しさも経験いただきますが、それぞれにやりがいももちろんあるので、営業として新規・既存のどちらも経験できるということは間違いなく強みになると感じていただけると思います。
ここまでスターティアの営業について解説をしてみました。
タイトルにあるように、「仕事って、営業って悪くない。むしろめっちゃいい経験ができた」と思っているのが今現在の私です。
営業を通じてたくさんの仕事・課題・お困りごと・社長さんの悩み・人とのつながりに出会いました。課題を解決できなかったことも不本意ながらありましたが、解決できた際に言っていただいた「ありがとう」のあの表情、社長さん以外にも従業員の皆さんからのお礼のお手紙、異動になる際にいただいたメッセージやプレゼント、そして頼ってまた相談をいただける電話やメール、すべてが宝物でした。
営業を経験したことで自分がどう価値を発揮できるかを知り、会社というフィールドを借りて好きに動き回ることで、会社にも成果や、ときに失敗という財産が溜まっていくことがよしとされることを知りました。もちろんドンと構えくれている上司や会社のおかげなわけで、ありがたい環境です。
チームで目標を達成できたときに流したうれし涙、何とも言えない達成感や充足感ややり切ったと思える満足感。仕事を通じてこんな気持ちになれるとは、聞いてないよという感じでした。スターティアのチームワーク、みんなでよくなっていこうとするそのスタンスが自分に合っていたからだと思いますが、教えてくれた会社に、上司に、当時のチームメンバーに本当に感謝です。
ということで、学生の方に知っていただきたいのです。「仕事って・営業って悪くない。いや、むしろめっちゃいいもんだよ」と。
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