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24卒学生は苦手や嫌いな事に取り組んだことがガクチカとして評価を受ける!?

フリー面接トレーナーのnoriさんです✨

面接初心者🔰のための面接対策コーナー、略して【めんたいこ
悩んでいる人も、これから考える人のためにも、今みなさんが向き合っていくことについて書きますよ。
今作で50作目のめんたいこです^^

何度か話していることでもありますが、ガクチカをテーマに書きたいと思います。

というのも、相談者が23卒学生から24卒学生に移行しつつあります。

この24卒の学生こそ、入学時から例の感染症の影響により対面授業からオンライン授業に変わったり、実習やイベント事が延期・中止になったり、部活・サークルも同様に・・・なりました。

まさに不遇の時代の学生です。
とは言え、時の流れは待ってくれませんので、そんなみなさんも就活生です。

みなさんが学生時代に力を入れたことは果たしてあるのか、無いのか?
今回はこれからのガクチカについて考えていきましょう。

今日の【めんたいこ50】

私が、初回の相談時に来談の目的を聞かせてもらっています。

これまでの学生さんもガクチカに関する悩みが多かったのですが、24卒の学生に関して言えば、圧倒的にガクチカエピソードが無いという相談が多いです。
「入学当初から何もできていないんです。楽しい思い出はありません」
「入部予定の部活が活動停止していて、特に何もしていないんです。」

等と悲痛な気持ちを打ち明けてくれます。

ここでいう、「何もしていない」とはどのような意味なのか来談者に聞いてみると、概ねの方が「部活・サークル」、「アルバイト」、あるいは「大学生らしいこと」と教えてくれます。

確かにできなかったことが多いとは思いますが、ガクチカという概念自体が凝り固まってはいないでしょうか?

学生生活は部活・サークル、アルバイトだけではありません。

また、「大学生らしいこと」のように話してくれる方に詳しく聞いても、具体的な行為というよりも、なんとなく大学生なら楽しいことをしているイメージからこのように話していると思います。

自身が期待していたイメージとかけ離れてしまったことで、本来話したいと思えることが無いというのが、本質的な悩みではないかと考えています。

では24卒のみなさんにとってのガクチカはなんでしょうか?
ここからは、皆さんが期待していたイメージから離れ、実際の出来事(現実)に目を向けて考えていきましょう。

24卒のガクチカ

これまでガクチカは、どこか派手なパフォーマンスのような要素があったように思います。

例えば、留学は最たるガクチカな気がします。
その他にも、部活での優秀な成績、サークルでの幹部職の経験、有名・人気なお店でのアルバイトでのリーダー経験などもガクチカとして人気のように思います。

これらは、誰が聞いてもわかりやすいというのが要因の一つでもあると思います。

しかし入学して3年も経過しているわけですから、今更ジタバタしても仕方がありません。
今回大切なことは、ありもしないイメージを追いかけるのではなく、実際の出来事である現実に目を向けて探してみることです。

それは学業です。

みなさんに共通しているガクチカは間違いなく学業です。

共通しているなら、他の人とも被ると言われそうですが、これまでの先輩方のガクチカも似たようなもので、だいたい部活かバイトのネタでした。

ネタの出どころは同じでも、着眼点が必ず人それぞれ異なるはずですので、本質的には個々のオリジナルなエピソードになるはずです。

・GPAで現れる学業全体の実績
・主専攻での学びを深め、資格習得にもチャレンジしたこと
・副専攻で幅広い科目を履修し教養を広げたこと
・課題にどのように取り組んだかなどのプロセス
・学びを実社会(アルバイトや部活など)で活かしたこと

これらだけではないと思いますが、学業でも部活でもアルバイトでも、結果的には同等の話ができますし、何よりも、学業は部活とは異なり、多くの方にとって、苦手や嫌い、楽しくはないことであると言っても良いと思います。(好きな方ももちろんいます)

この苦手、嫌いなことに対する取り組みは、まさに仕事に置き換えても良いと思います。

仕事は楽しい事ばかりではありません
ましてや苦手なことも嫌いなことも多くあるかもしれません。
そして、面倒で時間のかかる継続的な要素が強くあります。

採用活動時には、自社の仕事のポジティブな側面を企業側は伝えてきますが、実際にはそれだけではなくネガティブな側面があることは言うまでもありません。
採用担当者は、学生を獲得するために、厳しい事実をオブラートに包んで伝えるプロです。

そう考えると、このような学業という、苦手で嫌いで面倒なことに取り組んだ経験は値千金です。

企業側もひと昔前までは、「学業はやって当たり前」という認識はあったかもしれませんが、こうした異常な環境下の中での学生に対して、従来のガクチカを求めることは意味が無いと考え方を改めつつあるようです。

「大学生らしいこと」という幻想に囚われず、24卒のみなさんこそ現実の自分の中で取り組んだことに目を向けてみましょう。

25卒以降のガクチカ

24卒の学生さんは本当に何もできなかったのでしょうか?

確かに、部活・サークルや課外授業などは止まったかもしれませんが、アルバイトまで本当に止まったのかと疑問に思います。

経済は止まりませんでしたし、止めてはいけません。

アルバイトとはいえ、その経済を末端で動かすのもアルバイトの役割です。

人によってですが、何もできなかったではなく、社会の変化を理由にして何もしなかったということにならないことが何よりも大切です。

25卒以降の方は、まだ時間があります。
社会変化を理由に動かないことは、仕事では認められません。

時として、四の五の考え言う前に、動いてみることを大切にしましょう。

最後に

おかげさまで面接対策コーナーめんたいこ50作目となりました!
惰性だけではここまでできませんでした。

みなさんのスキ&フォローのお陰であることは間違いありません。

これからも人生の岐路である面接に立ち向かう方々の一助になるように励んでまいります。

ご精読ありがとうございます。



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引地憲幸(フリー面接トレーナー☆noriさん)
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