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「△△してはいけない」の一言は逆効果? 望む結果を手に入れるための言葉の変換術

こんにちは。me:Riseキャリアコーチの橋本幸恵です。

私はキャリアコーチと共に「スポーツメンタルコーチ」としてアスリート・指導者・チームのサポートをしております(プロフィール)。

みなさんが、スポーツ現場での「目標設定」・「パフォーマンス向上」・「本番で実力を発揮すること」・「チームコミュニケーション」などは、ビジネスやプライベートの場面でも活かしていけるとおっしゃっています。

そこで、スポーツ現場での事例なども取り入れつつ、みなさんの新たな視点や発見や刺激となるようなお話をお伝えしていけたらと思います。


今日は「△△しない→〇〇する」 に変換 ということについてお話したいと思います。

「△△しちゃだめだよ」という一言の功罪

私の息子が小学生の頃、少年野球チームに所属していました。

監督さんは、選手にいいプレーをして欲しい一心で、選手達にいろんな言葉をかけます。
 「フライあげるなよ~」
 「ボール先行させるなよ~」
 「悪送球するなよ~」

選手達は、バッターボックスで、ピッチャーマウンドで、守備位置で、思っています。
 「フライ上げないようにしないと、、、」
 「ボール先行しないようにしないと、、、」
 「悪送球しないようにしないと、、、」

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ところが、選手達は
  フライを上げてしまうんです。
  ボールを先行させてしまうんです。
  悪送球してしまうんです。

選手達の中でなにが起きているのでしょうか?

脳で「△△しない」と思っていても、その通りには出来ないものです。
「△△」と思っている時点で、意識が「△△」の方にいってしまうので
そこに「しない」と思ったとしても、脳は「△△」を意識してしまうのです。

例えば「ぜったいフライ上げない!」と思ったら
「フライ」と思っている時点でフライがイメージされ、意識が「フライ」の方に向いてしまうのです。

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「△△してはいけない」を望む結果を手に入れるための魔法の言葉に変換しよう

では、監督さんはどう伝えたらよかったのでしょうか?
選手はどうしたらよかったのでしょうか?

「△△しない」→「〇〇する」 に変換 してみましょう。

「フライを上げない」から 

  「ボールをよく見る」
  「バットを~に振る」
  「肩の力を抜く」  などへと

「△△しない」→「〇〇する」 に変換 することで、
「〇〇」に意識を向けていける工夫をして行くことが大切です。

では、職場の例で考えてみましょう。

ミスをしてしまい、周りに迷惑をかけてしまった・・・。

「もうミスしない」と思うと、
「ミス」と思っている時点でミスがイメージされ、ますます意識が「ミス」の方に向いてしまいます。

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「△△しない」→「〇〇する」 に変換 してみましょう。

「ミスしない」から

  「取り掛かる前に~を確認する」
  「指示されたことをメモする」
  「深呼吸をする」
 などへ

「△△しない」→「〇〇する」 に変換 してみましょう。

「ミス」ではなく「〇〇」に意識が向き始めます。

そして
職場でのコミュニケーションの中でも、
「△△しない」がもったいないことを起こしているかもしれません。

例えば、
緊張しやすい部下や同僚に
「緊張しないで」と伝えると
「緊張」と思っている時点で緊張がイメージされ、ますます意識が「緊張」の方に向いてしまいます。

「△△しない」→「〇〇する」 に変換 してみましょう。

「緊張しないで」から

  「のびしてみよう」
  「もう一回資料を確認してみよう」
  「前にうまくいった時を思い出してみよう」 

のように、「△△しない」→「〇〇する」 に変換してみましょう。「緊張」ではなく「〇〇」に意識が向き始めます。

まとめ

「△△しない」と、言っている・考えている自分に気づいた時は
「△△しない」→「〇〇する」 に変換

「△△しない」と相手に伝えてしている自分に気づいた時は
「△△しない」→「〇〇する」 に変換

にチャレンジしてみて下さいね。


いかがでしたでしょうか?
今後もスポーツ現場の事例を元にしながら、
ビジネス現場やプライベートがよりいいものになるための、
新たな視点や発見や刺激となるようなお話をお伝えしていきます。



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