キャリア選択に活かしたい「3つの視点」

こんにちは。me:Riseキャリアコーチの橋本幸恵です。(コーチ紹介インタビュー）
私はキャリアコーチと共に「スポーツメンタルコーチ」をしています。

社会人・プロアスリートの就活・転職をサポートする際
アスリートからよく出てくる言葉

「サッカー選手をいつまで続けようか迷っている. . .」
「自分はラグビーしかやってこなかったので. . .」
「選手を辞めた自分のイメージが全然わかなくて. . .」

競技の部分を、「営業」「事務職」など
ご自身の仕事に置き換えると
自分と重なるという方も多いのではないでしょうか。

「職場や仕事で悩みを抱えている. . .」
「今の仕事をこのまま続けようか、転職しようか迷っている. . .」
「転職するにも何が向いているんだろうか. . .」
「新しいキャリアにチャレンジしたいが、いつからにしようか. . .」

そんな自分のキャリアに課題を感じている時に
視野・視点を広げていただく為に
キャリアコーチング／アスリートコーチングで提案している
こんな３つの視点での自分探求をご紹介します。

①＜３つの視点①＞「人生」と「キャリア」と「仕事」
②＜３つの視点②＞「自分」と「家族」と「両親」
③＜３つの視点③＞「好き」と「得意」と「価値」

３つの視点①「人生」と「キャリア」と「仕事」

①人生　：いつまで働いていたのか？その先はどうしたいのか？
②キャリア　：いつ、どんな職業で働いていたいのか？
③仕事　：いつ、どんな仕事をしていたいのか？

＜この３つの視点を活用したコーチング事例＞
今の仕事・職場に課題を感じ、仕事を変えるか迷っていたAさん。
今の職場・仕事についていろいろ話をしていくと、今の仕事・職場には魅力がないわけではなく、このまま続けるか、転職に舵を切るか、舵を切るとしたらいつにするか、迷われていました。
そこで、仕事をもう少し広い視野でとらえるために、「仕事」「キャリア」人生」という３つの視点を取り入れて考えてみることを提案しました。

「人生」の中で、今の「仕事」を経て、チャレンジしたい新たな「キャリア」があるのか確認したところ、実は子育てが落ち着いた頃にチャレンジしたいキャリアがあるとのこと。
だとすると、何歳ころにキャリアチェンジをしたいのか、その為に今の仕事で身につけておきたいことは何なのか、キャリアチェンジを視野に入れると今の仕事や環境だからこそできることは何なのか、他に経験しておきたい仕事はあるのか、などを明確にしていきました。

この３つの視点から見てみたことで、今の仕事での課題の整理も進みつつ、人生全体で捉えることが出来、仕事を変える時期、キャリアを変える時期が明確になりました。

３つの視点②「自分」と「家族」と「両親」

➀自分　：自分は、どんなキャリア・人生・余生を送りたいのか？
②家族　：夫・妻は、どんなキャリア・人生・余生を送りたいのか？
　　　　　　　子どもは、どんな進学・成長していってほしいのか？
③両親　：父・母は、どんなキャリア・余生・介護を送りたいのか？

＜この３つの視点を活用したコーチング事例＞
今後いくつかチャレンジしたいキャリアがあり、悩んでいたBさん。
やりたいことは明確なものの、いつ頃、どこで、どんなキャリアチェンジするか、なかなか答えが見えてきませんでした。そこで、「自分」が人生を共にする「家族」や「両親」という３つの視点を取り入れて考えてみることを提案しました。

横軸に西暦を書き出してもらい、
そこに、自分・家族・両親の軸を引き、それぞれの年齢を入れて行ってもらいました。

そして、
夫・妻はどの時期にどんなキャリアをイメージしているのか、夫婦でどんな人生・余生送りたいとイメージしているのか、夫婦でのどんな時期のどんなことを大切にしたいのか？
子どもはどんな進学・成長をしていってほしいのか？子どもとのどんな時期のどんなことを大切にしたいのか？
両親はどんなキャリア・余生を送りたいとイメージしているのか？両親の介護をどんな風にしていきたいのか？
などをを明確にしていきました。

この３つの視点から見てみたことで、自分・家族・両親それぞれの、未来のイメージやターニングポイントが見えてきて、自分も、家族も、家族との関係も、納得のいく、キャリアチェンジの道が見えてきました。

３つの視点③「好き」と「得意」と「価値」

①好き　：今好きなことは？、これまで好きだったことは？
②得意　：自分の得意なことは？、周りから得意だと言われることは？
③価値　：今何に価値を感じているのか？、これまで何に価値を感じていたのか？

＜この３つの視点を活用したコーチング事例＞
今の仕事が好きなものの、なにかやりがいを感じられず転職を考え中だったCさん。
今の仕事を続けるべきか、他の仕事の可能性を探した方がいいのか悩まれていました。そこで「好き」「得意」「価値」という３つの視点を取り入れて考えてみることを提案しました。

今の仕事の「好き」なところを探求してみると、新しい商品を開発していくところとのことでした。そして、今の仕事で「得意」なところを探求してみると、これまでのリソースを上手く活用しながらも斬新な商品を作っていける事とのことでした。そして、今仕事の「価値」を探求してみると、新しい商品を生み出し続けていることに価値は感じつつも、自分の一番の喜び＝「価値」は、その商品をお客様がどんな風に喜んでいるのか役に立っているかを、目の前で感じられる瞬間であることが見えてきました。

この３つの視点から見てみたことで、「この仕事がやっぱり好きで、次のキャリアではこの価値も満たされる仕事を見つけていけばいいんだ！」と、力強い言葉が印象的でした。

いかがでしたでしょうか？
今後もスポーツ現場の事例なども元にしながら、ビジネス現場やプライベートがよりいいものになるための、新たな視点や発見や刺激となるようなお話をお伝えしていけたらと思います。

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