『DIE WITH ZERO』読んでみた
こんにちは。
キャリアと暮らし研究所®所長の金原です。
この本、とってもオススメです!
『DIE WITH ZERO』ビル・パーキンス著
ゼロで死ね。
人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ。
要は、「若い人は貯金や節約ばっかりしてないで経験にお金を使え。思い出をつくって最期は貯金ゼロで死ね」と。
確かに、老後のためにお金を貯めがちですよね。そのために節約もしがち。2024年にNISAが制度拡充したらその傾向はますます強まりそうな気がします。
そんな状況に一石を投じる一冊です。
とりわけ「記憶の配当」というキーワードが印象的です。
家族や友達とずっと分かち合える思い出、今しかできない経験が「記憶の配当」として残りの人生も豊かにしてくれる。お金は使って初めて意味があるし、今しかできないこともあるから、後悔しないように生きよう。
そんなメッセージだと受け止めました。
死ぬ前に後悔することトップ2
1位 勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった
2位 働きすぎなければよかった
過度な貯金・節約はほどほどに、思い出をつくりましょう!
〜感想〜
総資産の捉え方が大事だと思います。
資産は単にお金(純資産と負債)だけじゃなくて、思い出・経験・スキル・人間関係のような無形資産こそが重要な構成要素だと思えば、有意義なことにお金を使って貯金が減っても不安は和らぎますし、お金が全てじゃないと思えます。
キャリアと暮らし研究所® 所長
CFP®認定者・1級FP技能士・プライマリープライベートバンカー
金原 直輝
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