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子どもが小さかった時の仕事のことDAY28

カモタニです。あっという間にDAY28 !3日前のぶっちゃけたといいますか、迷いを書いたものをたくさんの方に読んで頂いているようでありがたいことです。この混沌さを出してみようか迷いましたが、出してみたらの応援や共感を頂けたようで、書いてよかったな!と思いました。やはりオリジナルに力があるのではないか、ということを実感することができました、ありがとうございます!

いよいよ、明日”子連れでも利用できるコワーキング、あすてっぷコワーキング”がOPENします!とても楽しみ!でも私は別に仕事があるため、お昼休みに抜け出していけるかな??という感じです。私は木曜日にはコワーキングにいることが多いです、よろしければお越し下さいね!

子連れコワーキングって新しい場なのではないかな、と思います。少なくとも私の子どもが小さかった頃にはなかったのではないかな。

以前も少し書きましたが、私はずっと自分は”どこかの会社で働いてく”というキャリアをイメージしていました。結婚、妊娠、出産、病気、子育て、介護・・いろいろな人生のライフイベントがあるけど、私はずっと自分が生きていく分は自分で稼ぎたい、と思っていました。なので、臨月の時にリストラされてしまったときは親になる楽しみや子どもが来てくれる喜びと共に私の仕事人生終わった・・と思っていました。その時は自分が開業するというイメージはほとんどなく、雇われなくなったらどういう働き方があるかというイメージは描けませんでした。

その時代は保育園はフルタイムで働いている人しか入れないし、私の同期世代で「私が初めて会社で産休育休とるんだよ!制度つくるわ!」という話もよく聞きました。小さな子どもがいる人が転職・再就職するなんてとんでもない!子どもが小学生になったらパートで働けるんじゃない?という感じでした。

ベネッセからbiz-mom(ビズマム)という”日本初のワーキングマザー向け雑誌”が2005 年12 月に創刊。不定期なその雑誌を読んだりして今も数冊手元に残っていますが、2009年時点のものでも「「夜9時まで」を叶える寝かしつけ術」が特集でした。今みたいに職場で働き続けるコツみたいなものとか管理職になるには?時短をいつ切り上げる?等のテーマよりも仕事と家庭の両立がメインテーマだった、と私は認識しています。

そして出てくるロールモデルのような人たちは有名企業で働き続けるきらきらした人ばかり。ああ・・私はここからは外れてしまった・・もう戻れないんだな、という感覚を持ったことを覚えています。一度正社員から外れてしまったらなかなか戻れない。

そのころ私は「どこかの組織に再就職できないかな!」と思って人材紹介に登録したりしていましたが月〜金曜・9時〜17時で働く事を希望しない自分がいることに気づいていました。仕事が大好きだし自分の分は自分で稼ぎたい。だけど、今はその働き方を選びたくないな、と思っていました。さらに前述のとおり希望する仕事も紹介はされませんでした。

実は私は我が家に子どもがやってきてくれるまで子どもを育てるってことにはほとんど興味がなかったのです💦が、実際に子育てをしてみると予想よりはるかに面白かったのです。子どもは思ったよりかわいいし、日々できるようになることが増えるのはおもしろい!ご飯とかお世話とか検診とかめんどくさいけど子どもを育てるというプロセスに興味がありました。

「今が一番かわいい時よね〜!」と赤ちゃんを抱いていたときに知らない人に声をかけられたりすることがありましたが、私はいつでも今が一番かわいいと思ってます。まあ、いろいろだいぶ適当ですが・・子どもには「ママは宝物だといいながら子どもの扱い雑だよね!」といわれてます。

だから、子どもが未就学児の時は週5で終日働くのは働きすぎだな。子育てに時間を取りたいから短い時間で好きな仕事をしたい!仕事をしないと私はだめになってしまうので仕事はしたい、でも週5じゃない、ともんもんとしていました。子どもが生後2か月の時から細々と始めた大学のキャリア講師の仕事や就職相談は子どもが生後半年くらいまでの時は月に2日くらいで、生後半年くらいからは週1か2くらいに増やしていましたが、このままで食べていけるのかな?と思っていました。

その時に助けられたのが佐々木かをりさんの言葉です。「仕事と子育ての両立という言葉」について、両立というと”両方をちゃんとさせなくてはならない”というような、大切なものを2つ抱えて綱渡りをしているようなイメージがあるのではないか。どうやってバランスをとろう・・よろよろ・・もうだめだ落ちちゃった、と不安になる言葉ではないか。とおっしゃっていました。

子育てはいろんな過程がある長期プロジェクトなのだから、今は何に重点を置くかをしっかりとみて、時間管理をすれば大丈夫!出産や子育ては一瞬!これからもたくさんの仕事のチャンスはあるからそんなに恐れず自分をマネジメントしていけば大丈夫!という内容でした。今見たら、今年のインタビューでも少しそれに触れられています。しばらく佐々木さんのプロデュースした手帳を使っていたし、国際女性ビジネス会議にも参加していました。

そんなこんなで、子どもが小さい時は私は今は自分は働く時間を短くしよう。と決心がつきました。仕事に就けない不安とか今後どうしていこうと考えつつ、小室淑恵さんの始められたワーク・ライフ・バランスのコンサルタント講座(大阪一期)を受けて、長い目で働き続ける組織と個人を応援する取り組み、課題を解決する手法について学び深めたのです。

その時の仲間が集っているのがこの面白すぎる合同会社WLBC関西です。私はかなり古株です💦信頼できるワーク・ライフ・バランスコンサルタントの仲間がいる素晴らしい組織で、ここに所属していることを誇りに思っています。

その後、2015年に女性活躍推進法が成立して、女性が働きやすい社会づくりにより力を入れよう、仕組みをつくろう、風土をつくろうという社会の流れができたように見えつつ、2016年の「保育園落ちた日本死ね」があり待機児童がこんなに多いのにどうやって活躍しろというのさ!という声が上がった時期もありました。

世の中の動きと自分の働き方の変化のバランスをとること10年余り。コロナ禍を経て、テレワーク、ワーケーション、フリーランス等、働き方はその間にずいぶん変化をしてきたと実感します。子連れOKのコワーキングもその中の一つなんだろうな。子連れであったって仕事はみつかるし、創れる。

子どもがいる・いないに関わらず働く女性は増えていて、働かざるを得ない人もいるし、働きたいけど思うように働けていない人もいる。女性の働くはさらにさらに多様になっている。だからコワーキングみたいなところで「私はこうやって働いているよ」とか「こういう風にするとうまくいった☆」とか「あなたの仕事素敵だね!」とか「うちの会社こんなに大変なんだけどこんな時どうする?」とか「ママ、大事なお仕事だからがんばってね」(あの、最後のは私の子どもが保育園の時に行ってくれた言葉です)そいういう応援しあうコミュニティがあったら生きやすいんじゃないかな、と思うのです。そんな場であったらいいな、明日のオープンの前に。

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