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スタジアムnote【福岡・後編】

卒業旅行の2日目(3月16日)にベスト電器スタジアム(福岡)でJ1リーグアビスパ福岡vsFC東京を観戦しました。

まず座席からピッチの近さ。メインスタンド(M2ゲート)の「メインAA指定席」10列目周辺からの眺めです。

特徴的なのが、雨濡れの可能性があるためか、私より前方の座席は端に1人しか座っていませんでした。

わたしもネットで下調べをして、この辺りならぎりぎり大丈夫かなという席にしました。

あくまで個人の感想ですが、もう1列前でもよかったかなと思いました。


メインAA席10列目から撮ったアーチの様子

スタジアムの構造上、天井アーチが届かず雨濡れしそうな前列チケットの販売には、ひと工夫必要だろうなあ。

前編で書いたとおり前半20分ほど遅れて入場、まだ両チームスコアレスでした。

着席して10分ほどした頃でしょうか。

FC東京の長友選手の先制ゴール!ばっちりなタイミングでした(笑)

10列目でも選手がはっきり見え、両腕を上げてサポーターを鼓舞する長友選手の迫力が伝わってきました。

今季東京の新加入選手の顔ぶれを見て面白いなと思ったのが

遠藤渓太選手と高 宇洋選手

遠藤選手は元々横浜マリノスの選手で、2年前まで日本代表経験もあり2020年からドイツに移籍して3年ほど経っていました。

その間メディアにはあまり取り上げられていなかったので、彼が日本に戻った驚きとクラブの人選のセンスを感じました。

高選手は個人的に印象に残っていた選手で、ガンバ大阪U23がJ3に所属していた頃、彼の試合をパナソニックスタジアムで観ています。アルビレックス新潟でプレーしていたのは知りませんでした。

この試合は両選手が先発出場。アビスパで注目していたのは紺野選手。

昨シーズンまでFC東京で、足元の技術が高く滑らかに突破していく推進力の高い選手で、彼がボールを持つとワクワクします。

この試合では相手DFがしっかりブロックを敷いていて、チャンスはあっても
ほぼ跳ね返されていました。

結果は1-3でFC東京。攻めにも迫力があり終始、楽しい試合でした。

FC東京が今季初勝利という場に立ち合えてよかったです。

後半20分あたり、早いアナウンスでした。

この日の来場者数は8043人。J1の試合で1万人未満の試合は初めてで意外でした。

一方、同日のPayPayドームは、スポーツナビ調べで36468人。

「福岡はサッカーより野球が人気なんよ」

地元タクシー運転手さんの話のとおりでした。

福岡には高校サッカーの全国大会常連校があり、Jリーガーをたくさん輩出しています。

今回の旅では、大学院の研究でインタビュー調査に協力してくれた元JFL選手にお礼を伝える目的もありました。

良い選手はたくさんいるのに、サッカーをスタジアムで観る文化が追いついていない。

野球とサッカー別日開催でも、入場者数は変わらないですよと。

もったいないなあ。。こんなに素晴らしいスタジアムがあるのに。

ライバルはプロ野球というより、アビスパ福岡独自の特徴を出していく必要があるなと感じました。

ちなみにスタジアムの帰りは、少し早めにシャトルバス乗り場で並び、無事に乗車できました。そこは時間厳守で頑張りました(笑)

(おしまい)


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Sawako Akahoshi
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