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キャリアコンサルタントのためのブリーフセラピー入門 ~解決志向を目指す SFA編~

ブリーフセラピーは問題の原因を個人に求めるのではなく、コミュニケーション(相互作用)の変化を促して問題を解決・解消していこうとします。「原因が何か」ではなく、「今ここで何が起きているのか」という相互作用を重視していきます。この相互作用という視点により、来談者中心療法等とは別のアプローチで介入案を検討します。

SFAでは「うまく行っているパターン(良循環)」を探して、それを拡大するように介入していきます。
クライエントもカウンセラーも、「問題」にばかり囚われてはいないでしょうか?
ちょっとでもうまく行っていることを見つけると、新たな解決の視点が見つかります。ぜひ、ブリーフセラピー入門SFA編で新たな思考パターンをお試しください。

受講頂いた皆様からのご感想

クライアントの例外(出来たこと)に意識を向けつつ、相談者と一緒に(小さな成功体験を積めるような)解決策を考えていきたいと思いました。(D様)

話を聞いていく中で悪循環に陥っているパターンを描き、「うまくいっていた時はどんな時でしたか?」と詳しく聞くことで、例外を見つけて介入提案し、解決に導きたい。成功体験のないクライアントにはMRIアプローチにに切り替えて、悪循環を断ち切る介入をして問題解決に貢献したいと考えています。(stein様)

クライエントが抱えている問題について訴えてきた場面では、問題が起きていない時はどんな時なのか、例外を探す意識を持ってクライエントに関わる。クライエントが簡単にできることで、受け入れやすく、面白い介入案を選択して提案するが、クライエントが拒否したらすぐに取り下げることも大事である。(Mさん様)

ブリーフセラピーは、初期の抑うつ状態に陥っている従業員の抑うつ状態の改善や、担当業務への不適応を訴えている従業員の意欲と生産性の向上にも効果が期待できると考える。クライエントと共に例外(問題が起こっていなとき)を探し、解決案を導き、クライエントの自律したキャリア形成を促したい。(N・I様)

重要だと感じたことは、「例外」を活かす上では、問題が起きる時のパターンが起きていない時はどのような時かを確認し、その悪循環を、拡大するということである。本日修得したことを、実際の職場において、他の職員から相談を受けた時に、意識をして対応に活かしたい(ねこ様)

原因を個人に求めるのではなく、コミュニケーション(相互作用)の変化を促して問題を解決・解消することを意識し、その際には特に例外(出来たこと)は何であるかを考えて、介入案を考えていきたいです。介入案は「小さく」「受け入れやすく」「面白い」、そして小さな成功体験に結びつくよう心掛けるようにします。

キャリアコンサルタント更新講習スケジュール

■キャリアコンサルタント更新講習 キャリアコンサルタントのためのブリーフセラピー入門 ~解決志向を目指す SFA編~

認定時間:オンライン2時間+事前・事後課題各1時間:合計4時間
受講料:9,500円

日程:2024年1月10日(水)19:00~21:00
   2024年2月7日(水)19:00~21:00
   2024年3月13日(水)19:00~21:00

各日程、お申込み受け中でございます。
お申込みはHPからお願い致します。


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