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「人生100年時代のセカンドキャリアの作り方」にパネストとして参加しました

職業教育研究開発センター主催の「人生100年時代のセカンドキャリアの作り方」(Link)にパネリストとして参加させていただきました。

日時:2022年2月11日(金・祝) 10:00~12:30

テーマ:人生100年時代のセカンドキャリアのつくり方
    ~創造的・生産的なミドル・シニアに向けての
     学び直しと働き直しを考える~

【第1部】 話題提供
乾 喜一郎(リクルート進学総研主任研究員/白百合女子大学・淑徳大学非常勤講師)

【第2部】 パネルディスカッション
▽パネラー 
乾 喜一郎(リクルート進学総研主任研究員/白百合女子大学・淑徳大学非常勤講師)
志田 秀史(滋慶教育科学研究所 職業人教育研究センター長)
太原 靖一郎(共栄大学国際経営学部 准教授) 
▽モデレーター
菊地 克彦 (聖徳大学文学部 教授) 
                             (敬称略)

第1部では、リクルート進学総研主任研究員で白百合女子大学・淑徳大学非常勤講師の乾 喜一郎 氏より、話題提供として、自発的学習者の現状が共有されました。

大人になってからの学びを続ける人はマイノリティであるという前提のもと、いま学ぶ人の多くは社会人になって継続的に学んできた人たちであるという視点と、人生100年時代だから学びなおさなければならないのではなく、学ぶことができるという学びの姿勢について示唆がありました。

第17回公開研究会②

 第2部では、第1部を受け、聖徳大学文学部の菊地 克彦教授がモデレーターとなり、第1部の乾氏と滋慶教育科学研究所 職業人教育研究センター長の志田 秀史 氏、私とでパネルディスカッションをしました。

それぞれの立場から、その専門的な知見も活かしながら、これからのミドル・シニア世代に必要な学びについて白熱した議論が交わされました。

私は、Jリーグでアスリートの人材育成に携わった経験と、アスリートのセカンドキャリアについての研究から得た視点として、アスリートとミドル・シニア世代の抱える課題の共通項について指摘しました。

第17回公開研究会 ③

一見、かけ離れているように思える立場ですが、「現状満足」「視野がせまい」「変化への準備ができていない」という点で同じであるということに、パネラーの皆さんからも共感いただくことができました。

ファーストキャリアがあってこそのセカンドキャリアですが、そのセカンドキャリアこそ主体的に描いていけるものと思います。自身のキャリアについて、一旦立ち止まって考えたり、事前に準備しておくなど、ファーストキャリアからセカンドキャリアへの移行の転機を乗り越える必要があります。

引き続き、アスリートのキャリア支援を研究するとともに、ミドル・シニア世代の転機への準備と、転機を乗り越えるための1つの方策としての学び直しの重要性について考えていければと思います。

一緒に学ぶ研究員も募集するそうなので、ご興味がある方は是非一緒に研究しましょう!!

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