見出し画像

子どもの喧嘩がスムーズに解決!親が実践すべき仲裁のコツ

兄弟喧嘩、友達同士のトラブル、子ども同士の言い争い…。親として「また喧嘩してる!」とつい口を出したくなる場面、ありますよね。でも、親の関わり方次第で「喧嘩」は子どもが成長する大きなチャンスになります。

今回は、子どもの自立を促す仲裁のコツをお伝えします!

「活字より動画で学びたい!」という方は、こちらをチェック👇

喧嘩の仲裁でやりがちなNG行動

まずは、親がやりがちな「よくない仲裁方法」を確認してみましょう。

パワーで抑え込む
「もううるさい!黙れ!」と親の威圧感で強制的に喧嘩を終わらせる方法。子どもは何も学ばず、ただ「親に怒られた」と感じるだけ。

決めつける
「どうせゲームが原因でしょ?」「お兄ちゃんが悪いんでしょ?」と、親が一方的に結論を出すと、子どもは納得できず、根本的な解決になりません。

謝らせて終わり
「ほら、お兄ちゃんから謝りなさい!」「はい、ごめんなさい、はい仲直り!」と、形だけの謝罪を強制すると、子どもは心からの反省をしません。

喧嘩を成長の機会に変える!仲裁の3ステップ

1️⃣ スルーすべきか、介入すべきかを見極める

すべての喧嘩に親が口を出す必要はありません。

スルーしていい喧嘩

・原因や経過が分かっていて、子ども同士で解決できそうな場合

・大きな問題にならず、成長の機会になりそうな場合

🚨 介入すべき喧嘩

・暴力や物の破壊があった場合

・命に関わる危険な行動がある場合

・人格否定やいじめに繋がる言動がある場合

2️⃣ 落ち着かせる & じっくり話を聞く

喧嘩を止めるときは、感情的にならず「冷静に座らせる」のがポイント!

📝 親の対応例

1.「ちょっと待とうか、一回座ろうか。」と落ち着かせる。

2.片方ずつ話を聞く。(※話を遮らず、順番に!)

3.両者の話を整理し、共通する事実を確認する。

✍️ 重要ポイント

・「何があったの?」ではなく、「太郎くんから順番に話してくれる?」と、話す順番を決める。

・途中で相手が口を挟んでも、「花子ちゃんの時間は次にあるからね」と制して、話を最後まで聞く。

・親は「名探偵」になったつもりで、どこが真実かを見極める。

子どもは「親がきちんと話を聞いてくれている」と感じるだけで、感情が落ち着きやすくなります。

3️⃣ 謝らせるのではなく、考えさせる

「はい、謝って終わり!」ではなく、子どもに 「自分の良くなかったところ」を言わせる ことが重要。

📝 親の対応例

1.「それじゃあ、自分が良くなかったと思うところを言ってみようか。」

2.まず年上の子や、先に話した方からスタート。

3.もう一方も自分の反省点を伝える。

NG例:「お兄ちゃんから謝りなさい!」
OK例:「お兄ちゃん、自分のよくなかったところは何だと思う?」

これによって、子どもは 「自分の言葉で振り返る力」 を身につけられます。

🙆‍♂️ 効果的な締めくくり方

・「上手に伝えられたね。」

・「しっかり考えて言えたの、偉かったよ。」

・「話せるってすごいことだよ。」

謝罪を強制するのではなく、「話し合いができたこと自体」を認めてあげると、次の喧嘩もスムーズに解決できるようになります。

家庭だけでなく、地域でも活用できる!

この方法は、兄弟喧嘩だけでなく、 友達同士のトラブル地域での揉め事 にも応用できます。

例えば、近所の子ども同士で喧嘩になったとき、

・「我が子をかばう」のではなく、

・「全員の話を順番に聞き、事実を整理する」

こうすることで、公平な立場で冷静に仲裁ができ、「あそこのママの言うことは納得できる」と信頼を得ることにも繋がります。

まとめ:子どもの喧嘩は成長のチャンス!

やってはいけない仲裁
❌ 親が決めつける
❌ 強制的に謝らせる
❌ 怒鳴って喧嘩を終わらせる

正しい仲裁のステップ
1️⃣ スルーするか、介入するかを判断
2️⃣ 落ち着かせて、順番に話を聞く
3️⃣ 謝罪を強制せず、自分の反省点を考えさせる

この方法を実践することで、 「喧嘩を通して成長できる子」 になります!

このテクニックを動画で詳しく知りたい方は、こちらから👇

今日からぜひ試してみてください!

いいなと思ったら応援しよう!