学びの基本は道具の準備から!子どもを伸ばす毎日のチェックポイント
子どもの学力や成績を上げるために、何が必要だと思いますか?勉強法?塾?それとも習い事?もちろん、それらも大事ですが、実はもっと基本的なことが鍵を握っています。それが「道具を整えること」。この当たり前のようで見過ごされがちなポイントこそ、子どもの成長に大きな影響を与えるんです!
詳しくは動画でもお話ししています👇
道具を整えると成績が上がるって本当?
「鉛筆が短すぎる」「消しゴムがボロボロ」――これ、意外と多くの家庭で起きている現実です。
道具が整っていないと、子どもが集中力を切らしたり、無意識に学ぶ意欲を失ったりする原因になります。逆に、道具がきちんと揃っていると、「勉強をするぞ!」というスイッチが自然と入るんです。
そこで、子どもを伸ばすために親ができる道具チェックのポイントを具体的にお伝えします!
1. 鉛筆を整えるだけで学びが変わる
鉛筆といえば、子どもの学びの象徴ともいえる道具。ですが、これが適切に整っていないと、意外にも集中力や姿勢に影響を与えてしまいます。
適切な長さを保つ
鉛筆は握ったときに先が手から見える長さが理想的。短すぎる鉛筆は使いにくく、字が乱れる原因になります。短くなった鉛筆は、メモ用にするか思い切って処分を!六角形か三角形の鉛筆を選ぶ
丸い鉛筆は滑りやすく、握りにくいです。小学生には六角形や三角形の鉛筆がベスト。濃さは学年に合わせて
低学年なら2B、中学年以上ならHBがおすすめ。濃すぎても薄すぎても、字が見えにくくなります。毎日削る習慣をつける
「毎晩一緒に鉛筆を削る時間を作る」のがおすすめ。親子でやることで、学びの準備を習慣化できます。
2. 消しゴムはボロボロNG!清潔感が大事
消しゴムは意外にも学びのモチベーションに直結します。ケースのない消しゴムや落書きされたものは、使うたびに気持ちが下がる原因に。
ケース付きで清潔なものを選ぶ
ケースがないと、汚れや破損の元。清潔感のあるものを用意してあげましょう。消しゴムに穴や落書きがないか確認
子どもが消しゴムを噛んだり、分裂させたりしている場合は、きちんと注意し、新しいものを準備してあげてください。
3. 筆箱の中はきれいですか?
筆箱は子どもの勉強道具をまとめる拠点ともいえる存在。中身が乱れていると、探す手間やストレスが発生します。
必要最低限の道具を整理
鉛筆、消しゴム、赤鉛筆などを整然と収められるものを選びましょう。ナイロン製のチャック式より、仕切りのあるタイプがおすすめ。筆箱の中身を毎日点検
学校から帰ったら、筆箱の中身を一緒に確認。削れていない鉛筆や欠けた消しゴムを見つけたらすぐに対応しましょう。
4. 赤鉛筆、定規、コンパスも忘れずに
鉛筆や消しゴム以外の道具も要チェックです!
赤鉛筆
赤青兼用ではなく、赤だけの鉛筆を用意しましょう。適度に削られているかも確認を。定規
直線を引くための道具が傷んでいては台無し。ガタガタしていないか、目盛りが消えていないかを点検。コンパス
ネジが緩んでいると、子どもがうまく使えず、イライラの原因に。100均で売っている小型ドライバーで調整可能です。
5. 絵の具セット・習字セットも定期点検
長期休みのときには、絵の具や習字セットも点検しましょう。
絵の具セット
パレットが汚れて固まっていないか、色が揃っているかを確認。特に白は減りが早いので、予備を準備すると安心です。習字セット
筆や墨がきれいに保たれているかを確認。墨が足りない場合は、早めに補充を!
6. プリント整理で親子のストレス軽減
子どもが学校から持ち帰ったプリントやテスト、どうしていますか?これを整頓するだけで、親子の負担がぐっと軽くなります。
専用の場所を作る
100均で売っているクリアケースや収納ボックスを使い、学校のプリントを入れる場所を固定。毎日確認を習慣に
プリントを入れ忘れていたら、親子で一緒に確認し合う時間を設けましょう。数週間で習慣化できます。
整理整頓が学力向上の第一歩
道具を整えることは、子どもの学びを支える大切な土台です。「道具を大切にする」「整理整頓を習慣化する」――これらを身につけた子どもは、自然と学ぶ姿勢が身につきます。
この内容を詳しく解説した動画はこちら👇
ぜひ親子で取り組んでみてくださいね!