支援する人を、支援したい|わたしのケース
わたしが初めてカウンセリングを行ったのは、東日本大震災から3〜4年後のことでした。
相談者は病院の職員の方で、津波で崩壊した病院の事務をされていたMさんす。業務に忙殺され、身体に不調も現れ、精神的にも追い込まれていて、”ワラにもすがる思い”で相談に来られた方でした。
60分の間、ずっと多忙を極める業務と、要請しても応援が来ない現状と、自分の身体に現れる不調について話てくれました。わたしは、ただただその方の置かれた状況に圧倒されて、お話を聞いていました。ひととおり話し終えてM