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【本の交換会】in渋谷 おとなりサンデー開催報告

いきなりですが!
渋谷文芸食堂というこども食堂団体を立ち上げました!
その名の通り、渋谷区を中心に活動をしております。
食事を提供するだけでなく文芸のワークショップ等の体験活動も行っていく予定です。
以後、お見知りおき頂ければ幸いです。

今回の投稿は団体初のイベント、6月8日に渋谷で開催した本の交換会の開催報告です。
最後まで読んで頂けると嬉しいです。


なぜ本の交換会を開催したのか?

目的は大きく3つありました。

①渋谷文芸食堂を認知して頂くため
何しろ立ち上げたばかりのこども食堂の団体ですので、渋谷区にお住まいの親御さんやお子さんとの繋がりがありません。
少しでも多くの方に認知して頂き、最終的に親御さんやお子さんに渋谷文芸食堂の活動が届くようになればなと思い、今回は本の交換会を開催しました。

②POETRY FACTORYさんを認知して頂くため
渋谷区でこども食堂をやりませんか?とPOETRY FACTORYの船岡さんからお声がけ頂き、渋谷文芸食堂を立ち上げることになりました。
そしてPOETRY FACTORYさんの事業としてではなく、非営利で渋谷文芸食堂の活動にご助力頂けることに。

渋谷文芸食堂の活動を一緒に行いながらPOETRY FACTORYさんのビジョンである「自分と他者の想いについて考え・大切にし合える社会に貢献するため、詩のあらゆる可能性を信じ、詩と関わる人を一人でも多く増やす」ことに力添えできればと思っています。

POETRY FACTORYさんのnoteはこちらから


③本を介して新しい人と人との繋がりを生むため
これが今回の大きな目的でした。

こども食堂は地域交流拠点の役割も担っています。
例えば、こども同士で遊んだり、親御さん同士の情報交換の場になったり、地域の人たちでこどもを見守る空間にもなります。
食事提供をせずに、渋谷「文芸」食堂として人と人との交流を図ることに注力したのが今回の本の交換会イベントです。

そして、交流を広げるために渋谷区主催のおとなりサンデーという企画に、渋谷文芸食堂の本の交換会をイベント登録しました。

おとなりサンデー企画に参加させて頂いたおかげで、他の団体さんとの交流ができたり、イベント一覧ぺージに本の交換会の告知を掲載して頂いたりと、ご助力頂きました。

その結果、1週間という短い告知期間で7名の方にご参加頂くことができました!!


アイスブレイクのゲームで開幕!

本の交換をする前に、アイスブレイクとしてウソ・ホント自己紹介ゲームを実施しました。

まず2人1組のペアをつくります。
Aさんは自分のことについて3つ本当のことを書き、それにウソのことを1つ加え4つの情報をBさんに見せます。
BさんはAさんの情報を見ながら、どれがウソか見破るために2つ質問をします。
Aさんはその質問に対しては正直に答えないといけません。

質問が終わったら、今度はBさんが4つの情報を見せ、Aさんは同じようにウソを見抜くための質問を2つして回答を聞く。

最後にAさんBさんお互いに答え合わせをする。

ウソ・ホントゲームでの自己紹介は結構盛り上がりました。
初対面の参加者さん同士でも自然と会話が発生し、持ち寄った本の紹介をしているときにも自然と質問や、聞き手の良いリアクションに繋がったように思えました。


持ち寄った本の紹介&交換タイム

そしてメインイベントに!
まずは1人2分の持ち時間で、参加者ご自身が持ってこられた本の紹介をしました。本のあらすじやその本を読んだ感想、オススメのポイントなどを話されていました。

とにかくみなさん紹介が上手い!

ネタバレせず紹介している本の面白さやストーリーを話されており、聞き手側は「おおー!気になる」「読んでみたい」という声を思わずあげていました。

そして全員の本の紹介を終え、交換タイムに。
誰が誰に本を渡すのかは、あみだくじ形式で決めました。

あみだのルートを間違えるというヒューマンエラーを起こしそうになりました(汗)

アナログでいいですねと仰っていただいた方もおられましたが、他に方法が浮かばなかっただけなのです…。
今度やるときはチャットGDPに相談してみようかな。

そして本の交換を終え、ご参加頂いた方々から感想を頂き無事終了しました。

温かい拍手とともに本を受け渡している様子。


ご参加頂いた方からの感想

開催終了後アンケートを実施しましたので、その一部をご紹介します。

今回のイベントの感想

楽しかったです!普段出会えない本に出会う機会はなかなかないし、ワクワクしました!
こういう未知との出会いの時間も、人生には必要だなぁ〜と思いました。

初対面の人と自然に会話ができて良かった。

ビブリオバトルとは違う面白さがあり、居心地よく参加できました。
ありがとうございます。

参加者の本に対する気持ちに触れ、とてもよい刺激になりました。

次回以降への期待

また参加したいです。

継続、規模の拡大をして開催していけると新しい本当の付き合い方が生まれるような気がしました。

シンプルに読書会とかやってもおもしろいかもしれない。
なかなか忙しくて、まとまって本を読める時間がないので、むりやり確保したい。

ご提案

交換システムがもう少し工夫が必要だったかもしれません。
交換に加われなかった人もいたので、必ず誰かと交換できるようにした方が良いかと思います。

本について、もう少しゆっくり話せるといいなと思いました!
冊数を1冊だけにするのもいいかもしれません。

3冊手放した人は3冊持って帰れるようになると良いかなぁ。


交換会を振り返って

まずは、ご参加して頂いた皆さまに感謝です。
ありがとうございます。

今回、参加して頂いた方々は本や詩に対する愛情が溢れておられ、それが今回のイベントが盛り上がった最大の要因かなと思いました。
他の方の紹介している本にとても興味を示され、メモをとられる姿も。
また、進んでご質問されたり、笑顔でリアクションをとっておられたりと、いい雰囲気でした。
交換会を開催する目的に挙げた「人と人との繋がり」が体現されたように思えました。

私は読書は個人作業だと思っていましたが、熱量や考え方次第で人との繋がりが生まれることを今回のイベントで学ばせて頂きました。
こども食堂内でもそれを大切にしながらワークショップ等を開催できたらいいなと思っています。

反省としては、今回のイベントをもっと親御さんやお子さんが参加しやすい内容にできればよかったのかなと…。

改善のために、今後はイベントを開催するだけでなく渋谷区地域にお住まいの親御さんと積極的に交流しながら、ニーズや想いを聞いていけたらと思っています。
そして、その一歩として7月5日金曜日に渋谷で開催されるこちらのイベントに参加します!

楽しみです。

また、大人の目線だけでなく小学生〜高校生のこども達からも、大人にどんなことをして欲しいのか、こども達自身が何がしたいのか、何を求めているのかを別の機会に聞ければと思っています。

改めて今回イベントにご参加いただいた皆さま、POETRY FACTORY船岡さんをはじめ開催にご助力頂いたおとなりサンデーご担当者さま、そして最後まで読んで頂いた貴方さまに感謝申し上げます。
ありがとうございました!

今後も渋谷文芸食堂をよろしくお願いします。


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