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土地家屋調査士試験を受けた話②測量士補

土地家屋調査士試験は午前の部と午後の部がある。
午前の部は一定の資格をとっていると免除されるシステム。
その午前の部が免除される資格の一つが測量士補だ。

測量士補を取得して調査士試験の午後の部に挑むといいよと職場の人から教えてもらった私は早速ネットで調べてみた。
なるほど予備校でも測量士補と土地家屋調査士のセット商品や、午前の部免除の人対象の土地家屋調査士コースが用意されている。

要は午前免除の資格の中で測量士補が一番手ごろで、午後の部の勉強に集中できるので負担が減り、実質合格への最短ルート的なパターンらしい。

建築不動産関係の資格を取得せずまったり事務員をしていた私にとってはいきなり一気に挑戦するにはハードルが高く、まずは測量士補の取得からチャレンジしてみることにした。これがおよそ10年ほど前の話である。

教材はユーキャンだった。
さっき調べてみたらもうユーキャンに測量士補の商品はなくなっていた。
10年という月日の流れを感じる。

ちなみにユーキャンはテキスト学習と提出課題が主な内容。
課題は郵送提出で後日答案が返送されてくるのだが、手書きのコメントがついていて励まされた記憶がある。

結果として私はユーキャンのおかげで測量士補に一発合格した。
しかしこのまま翌年から土地家屋調査士に挑戦や!とはならなかった。
子どももいたため私生活もそれなりに忙しく、着手する気になれなかったのである。気合と根性が足りなかったともいう。
そして今回にいたるまでまた事務員さんな日々を数年間過ごすのである。

つづく

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