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【社内制度】全員が研究部所属!?ジョブローテーション制度『F4』
みなさま、はじめまして!
ヒューマンサクセス室のKayoです。
カーボンフライは2022年に創業した4期目のスタートアップ企業です。
わたしたちは「夢の素材」と呼ばれるカーボンナノチューブとその製造装置の研究開発・生産・販売を手掛けています。カーボンナノチューブは、優れた強度、電気特性、熱伝導性、そして軽量性によって、未来の技術革新をリードする力を秘め、多岐にわたる産業での応用が期待されています。
カーボンフライは高品質かつ低コストのカーボンナノチューブの量産を通じて、幅広い業界での社会実装を実現します!
「ジョブローテーション制度」始動!
今回は、2月から全社で取り組んでいる「ジョブローテーション制度」についてご紹介いたします!
カーボンフライは4期目を迎え、社員数も急激に増え60人近くまで成長しています。
人数が増えてくるにつれ「名前と顔が一致しない」「「あの部署の業務内容がわかりにくい」などの声が上がってくるようになってきました。
カーボンフライの事業の中枢を担っているのは研究開発本部。
研究メンバーなくしてカーボンフライの事業は成り立ちません。
そこで、Bizメンバーの研究部への理解促進と事業全体の成長を目指す取り組みとしてジョブローテーション制度を導入することとなりました。(Bizメンバーもコア技術に触れることのできる最高の機会です!)
その名も「F4(エフフォー)」!!
・Fantastic
・Funny
・Fly
・Flow
4つのFにそれぞれ意味が込められています。
会社としてどんな研究開発を行い、どんな事業を展開しているのか楽しみながら学び、お互いを理解し、さらに団結力を高め、共に高みを目指せたらと考えています。
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F4勤務内容
研究開発本部内の6つのチームにBizメンバーが所属部署ごとに2人ずつバディを組んで業務を行います。
週2シフト稼働。実施期間は半年。
尋常ではない集中力や、忍耐力、手先の器用さが求められるような実験補助ですが、研究者として未経験であっても、理系のバックグラウンドがなくても取り組める業務がカーボンフライにはたくさんあるのです!
また専門知識が必要な難しい研究の内容が分からずとも、研究メンバーが日々どんな実験や研究を行っているのか同じ気持ちで取り組むこともできる素晴らしい機会です。
Bizメンバーはただの研修スタッフやお手伝いさんではなく、
このF4の期間は「研究開発本部」へ配属されています。通常の業務と同じ気持ちで真剣に向き合います。
F4がスタートしてまだ3日目となりますが、3日目にして指導までできるようになったBizメンバーも現れ始めました。(すごい!)
このジョブローテーション制度『F4』を通して
Labメンバー、Bizメンバーの間でどんな心境の変化が起こるのか!?
本記事を含め、2回に分けて実際に取り組んでいる様子をお届けしたいと思います!
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見守っている研究メンバーのKandaさん(Lab)もなんと1月入社!!(笑)
F4でのさまざまな実験補助業務は、想像以上にフィジカルな業務です!
全身の筋肉を使うものがかなりたくさんあり、筋肉痛になったメンバーも続出(笑)ものづくりの本質に触れた日々を過ごしています。
作業していく中で、自分たちが関わる製品の可能性や品質基準について、より深い理解が芽生えています。どんな製品に使われていくのか、品質の良し悪しなど、普段の会話の中では生まれないのコミュニケーションが増えています。
ランチをとりながらLabメンバーが直面している研究課題について、Bizメンバーも一緒になってあれこれ議論する声も聞こえてきます。
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F4をきっかけに初めてチームリーダーを経験しているLabメンバーは、
チームをまとめることが意外と「楽しい!」と感じている様子。
Bizメンバーがコア技術に触れることで会社の事業を自分ごととして捉え、より一層結束力を高めることを目的としスタートしたF4。
F4を通してBizメンバーだけでなくLabメンバーにとってもお互いに良い変化をもたらすことをことを期待しています。
今後もしかすると、Bizメンバーの中から
「私、研究開発本部に所属したいです!」と自ら志願する人や
「もう少しF4の期間を延長してください」という声も寄せられるかも知れません!
半年後の変化がとても楽しみです。