
Photo by
yuyashiokawa
「転機」の連載、はじめます
はじめまして。Caramel dock(キャラメルドック)の市岡です。

突然ですが、来週から連載をはじめます。
連載記事のテーマは「転機」です。僕が「転機」を描くことには、理由があります。
今、たくさんの人が「予期せぬ転機」を迎えていると思います。そんな転機の渦中で苦しむ人に、今、僕ができることはないのか、と考えました。
僕は物語が大好きです。心がほっこりと温まったり、チクリと痛むもの。強く励まされて、一歩を踏み出す力をもらうもの。自然と涙がこぼれるもの。心が動いて、今後の自分の糧になる物語が、ずっと好きでした。
そんな中でも、特に挫折と再起、生と死がかかわる「転機」を描いた物語に、僕は何度も支えられてきました。 なぜなら、そうした苦しみを伴う「転機」は決して特別なものではなく、僕を含めて誰にでも訪れるものだからです。
僕は、誰かの過去に訪れた「転機」の物語が、現在の誰かの「転機」の力になれるはずだと考えました。自分がそうであったように。
だから僕は「転機」を描こうと思ったわけです。
これから僕は、「転機」とともに生きてきた人に焦点を当てて、ご本人に直接お会いしていきます。転機の渦中にあった人の現在の生き方・働き方を取材して、過去の「転機」と今後の展望をインタビューします。
そうして「転機」を体感して、この連載にアップしていく予定です。
キャリアコンサルタントであり、クリエイティブプロデューサーである自分が、この場を借りて「転機」の物語の代弁者になるわけです。
そうして少しでも、「予期せぬ転機」の渦中で苦しんでいる人のお役に立てれば、僕自身も救われるんじゃないかな。
そう信じて、転機の連載、はじめます。