21/2/4 「ポッターの策」リヴァプール対ブライトン PL第22節マッチレビュー~元野球人のサッカー観戦記第12試合目~
どうも、元野球人です!今回は軽めに。
それと、マッチレビューというよりポッターが講じた策についての記事です。
森喜朗さん・・・・・・。
今回は、ロンドンで2連勝した勝ち点40のリヴァプールと、前節トッテナムに勝利した勝ち点21のブライトンの1戦です。
会場はリヴァプールのホーム、アンフィールド
主審はケビン・フレンド
では、スタメンから!
〇スタメン
リヴァプールは、前節のハマーズ戦から1人のスタメン変更。
OUT:オリギ
IN:フィルミーノ
対するブライトンは、前節のトッテナム戦から2人の変更。バーンがRWBに。
OUT:フェルトマン、アリスター
IN:バーン、アルザテ
〇ポッターが講じた策
・WBバーン
CBを務める事が多いバーンがこの試合はWBに。このバーンに高い位置を取らせ、アレクサンダー アーノルドと競らせることで、高い位置の起点となっていた。おまけにアシストという結果付き。そのバーンに高い位置を取らせる事を可能にしたのが次点。
・「3-4ビルドアップ」
リヴァプールの代名詞と言ってもいい、「3トップによる外切りハイプレス」。これを無効化するのが「3-4ビルドアップ」だ。これは、昨シーズンかその1シーズン前のCLグループステージで、リヴァプールを倒したPSGやナポリが使った策である。
3-5-2であったこの日のブライトンがどのように「3-4ビルドアップ」を仕組んだか。それは、3センターのアルザテをLWBのポジションにスライドさせ、LWBのバーンに高い位置を取らせるということだ。
これによってビルドアップが安定し、自陣での不用意なボールロストはほぼ無く、さらにはWBのバーンが高い位置で起点になったという一石二鳥の策であった。
また、ブライトンの中盤とCBにプレス耐性があるということも忘れてはならない。攻守において、この試合の彼らの働きは素晴らしいものであった。
〇最後に一言
アンフィールドでまさかの2連敗を喫してしまったリヴァプール。その対戦相手はどちらもボトム5。次の試合は首位のマンチェスター・シティと。会場はアンフィールド。数少ないボールを保持してくれるであろう相手に勝利して、ホームでの嫌な流れを断ち切りたいが、ボール保持の局面での打開策をみつけなければ根本的な解決にはならない。冬に獲得したCBによって中盤の選択肢を増やすことが出来るか。
トッテナムに続き、リヴァプールも撃破して残留がグッと近づいたブライトン。直近5試合のリーグ戦で3勝1敗1分。その間、許した失点はシティ戦の1点のみと高い守備力が好調のチームを支えている。課題である得点力をポッターがどのような策で解決するのかに注目だ。
今回はここまで!あざした!