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初めての中国旅③:中国で出会ったお茶の香りと味わい

こんばんは。いかがお過ごしでしょうか?今回は『中国で出会ったお茶の香りと味わい』について記事にしてみたいと思います。

初めて訪れた中国で、仕事の合間にいただいた一杯のお茶。その体験は、私にとって忘れられないひとときとなりました。お客様のもてなしとして出されたのは、緑茶。飲みやすく、ほんのりとした渋みと優しい香りが口いっぱいに広がり、心がほっと安らぎました。忙しい日々の中で、こうした一瞬の温かさは特別なものでした。

そこで、中国茶と日本茶の違いについて調べてみました。


1. 製法の違い

  • 中国茶:中国茶は製法によって緑茶、白茶、烏龍茶、黒茶(普洱茶)、黄茶、紅茶に分類されます。例えば、中国の緑茶(龍井茶など)は炒ることで酸化を防ぎます。この製法が、茶葉の色が薄く、味が軽やかになる特徴を生みます。

  • 日本茶:主に蒸して酸化を防ぎます。これにより茶葉の鮮やかな緑色が保たれ、うま味や渋味が強く感じられます。特に煎茶や抹茶などにこの特徴が顕著です。

2. 味わいの違い

  • 中国茶:味わいは総じて軽やかで飲みやすい印象があります。特にジャスミンティーのように香りを楽しむお茶も多く、苦味や渋味が控えめなものが多いです。

  • 日本茶:うま味(アミノ酸)と渋味(カテキン)が特徴で、濃厚な味わいを楽しむことができます。特に玉露や抹茶は深いコクが魅力です。

3. 飲み方の違い

  • 中国茶:功夫茶(伝統的な茶道)で飲むこともありますが、日常では茶葉をそのままお湯に注ぎ、何度もお湯を足しながら楽しむスタイルが一般的です。

  • 日本茶:急須を使い、短い時間で抽出する方法が主流です。1煎目、2煎目で違う味を楽しむことが多いです。

4. 色の違い

  • 中国茶の緑茶は日本茶よりも色が薄いことが多いです。これは、炒る製法と、茶葉の種類や加工の違いによるものです。

  • 日本茶は蒸し製法のおかげで、濃い緑色が特徴的です。

5. 価格の違い

  • 中国茶:非常に幅広い価格帯があります。高級茶葉(例:龍井茶の上級品や普洱茶の年代物)は非常に高価ですが、日常的に飲むお茶は比較的安価です。

  • 日本茶:全体的に高品質な茶葉が多いですが、高級玉露や抹茶は価格が高い傾向にあります。一方、煎茶やほうじ茶など、手頃な価格で楽しめる種類もあります。

6. 健康効果

  • 中国茶:種類が豊富で、それぞれに異なる健康効果があります(例:烏龍茶は脂肪燃焼効果、普洱茶は整腸作用)。

  • 日本茶:特にカテキンの含有量が多く、抗酸化作用や抗菌作用が注目されています。


この体験をきっかけに、「この香りや味わいを家族にも届けたい」と思い、お茶をお土産に選ぶことにしました。北京で立ち寄ったお店では、さまざまな種類の茶葉が並び、その中から高級な緑茶とジャスミンティーを購入しました。また、お茶のお供としてぴったりなお茶菓子も一緒に選びました。胡麻あん入りのお餅は、香ばしさと甘さが絶妙で、家族と楽しむのにぴったりのお土産です。

今日、夕食後に家族と一緒に中国で購入したお茶とお菓子を楽しみました。ほんのりとした緑茶の香りと胡麻あんの優しい甘さが、会話を弾ませ、家族との時間を温かいものにしてくれました。

この旅で学んだのは、ただ物を買うだけではなく、現地の文化や人々との交流が、何よりも価値のある思い出になるということです。お茶を通じて感じた中国の文化の豊かさと温かさを、これからも大切にしていきたいと思います。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。中国について、いろんな視点で思いを巡らすのも楽しいですね。それではまた。

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