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ウェルビーイングについて考える
こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?今回は『ウェルビーイング』について考えてみたいと思います。
最近、「ウェルビーイング」という言葉をよく耳にするようになりましたが、具体的にどういうことかご存知でしょうか?「ウェルビーイング (Well-being)」は、一般的に「心身ともに良好な状態」を指し、幸福や満足感、充実感などを含む幅広い概念です。単に健康であるだけでなく、精神的・感情的な幸福や社会的なつながり、目的意識などが統合された状態を意味します。
ウェルビーイングは、次のような要素で構成されるとされています:
身体的健康:適度な運動や食事、十分な睡眠など、身体の健康を維持すること。
精神的・感情的健康:ストレス管理、自己認識、メンタルケアを通じて、心の安定を保つこと。
社会的つながり:家族、友人、職場などの人間関係を通じて、社会的なつながりと支援を感じること。
目的意識や自己実現:自分の人生に意味や目的を見いだし、自分らしく成長し続けること。
最近では、ウェルビーイングの重要性が個人だけでなく、企業や社会全体の目標としても広く認識されるようになり、日常の習慣や仕事環境、コミュニティのあり方においても注目されています。
人生100年時代と言われる中で、折り返し地点を過ぎた私ですが、心身ともに健康でいられるよう、できるだけ健康な生活習慣を実践するよう努めています。例えば、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理、節度ある飲酒、禁煙などです。特に運動と睡眠には気を配っています。また、日々の生活の中で幸せを感じられるような実践も心がけており、そのような中で以下の本で紹介されている「ウェルビーイングを高めるための4つの因子」が、今後のヒントになりました。
やってみよう因子:自己実現や成長への意欲を持ち、挑戦すること。
ありがとう因子:他者への感謝や利他性を持ち、周囲との良好な関係を築くこと。
なんとかなる因子:前向きで楽観的な思考を持ち、困難に対処すること。
ありのままに因子:自分らしさを受け入れ、他者と比較せずに自己を肯定すること。
これらの因子を満たすことで、持続的な幸福感を得られるとされています。(参考になるページも添付いたします)
その他、本の概要は以下の通りです。
ウェルビーイングとは何か:ウェルビーイングの定義や背景、現代社会での必要性について述べられています。
社会とウェルビーイング:職場や政治など、社会のさまざまな場面でのウェルビーイングの役割や影響が取り上げられています。
ウェルビーイングの研究:幸福度を高めるための研究や、多様な研究者の視点が紹介されています。
経営とウェルビーイング:企業経営におけるウェルビーイングの導入事例や、成長する組織のモデルについて解説されています。
地域・家庭とウェルビーイング:自治体の取り組みや、家庭内での幸福度向上の方法が紹介されています。
幸福度の計測・向上事例:ウェルビーイングの測定方法や、具体的な向上事例が取り上げられています。
本の中で私が特に印象に残った項目は、「夫婦の幸福度を上げる方法」「社員の幸せが会社を成長させる」「世界の幸福度調査結果(海外と比較した日本の状況)」「働く人の幸せの7因子・不幸の7因子」でした。ウェルビーイングは、単に自身の幸福度を上げるだけでなく、家族や社会、経済にも大きく影響していく例が示されていて興味深かったです。
以前まとめて記事にした幸せ寿命を延ばすための思考とも共通点が多かったように思います。いずれにしても、ウェルビーイングを日々の生活の中で意識し、実践していきたいなと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。これからもウェルビーイングについて学び、達成できるよう実践していきたいと思います。よろしければウェルビーイングについて気を付けておられることなどありましたらご教示ください。皆様の健康で幸せな時間がもっと増えますように。
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