見出し画像

[Attack筑波2023]純粋な"速さ"を求めたチューニングカー達の勇姿

全国の主要サーキットを舞台に開催される、チューニングカーによるタイムアタックイベント「Attack」

近年では参加者•スポンサーメーカーも徐々に増え、イベント10年を経過した今も尚、さらなる盛り上がりを見せています。
そして先日タイムアタックの聖地•筑波サーキット(茨城)にて、過去最多の参加台数で無事に2023年シーズンが開幕しました。

このAttackの魅力の1つは、多種多様なチューニングカーの走行を1つのイベントで見る事が出来る事。

年代も車格も、国産•外国産も関係無し。
レギュレーションによる制約が発生する周回レースとは違い、単走のタイムアタックイベントだからこそ見られるバラエティ豊かな参加車両の数々。
さらにチューニングカーとはいえ、日常ではお目にかかれない、国内外のスポーツカーが限界走行する姿を間近で見られるのもサーキットイベントの醍醐味だ。

そこで今回は、Attack参加車両にスポットを当てた紹介記事をお届けしていこう。
(全参加車両の情報については公式HPを参照)

•Attack 公式HP

•過去のイベントレポートはこちら

◾️あの最新モデルまで⁉︎国産車部門

チューニングカーによるAttackは、SUPER GTの様なカーメーカーによる協賛は無いが。
名だたるチューニングメーカーの努力により、まだ市場でも中々見かけない最新モデルも、いち早くタイム計測も兼ねて参加しています。
もちろん、往年の名車なスポーツカーも健在です。

昨今の傾向から、80年代〜90年代の国産スポーツカーは絶版アイテムとなりつつあり。思いっきり走らせるよりは大事に乗るというユーザーも増えている中。現役でサーキットを攻めている勇姿を見られるだけでも、車好きとして喜びを感じられます。

•現行車カテゴリー

筆者の胸が1番高鳴った瞬間!
ついに対面できた最新フェアレディZ(RZ34)。
絶妙にクラシカルさも感じさせるデザイン。
初代フェアレディZ(S30)を意識したという
低く伸びたフロントノーズ。
スポーティさを現代でも醸し出すカッコよさがある。
走行シーンでの印象は「静かさ」。
マフラー等は今後開発されていくのでしょうか。
それでも分かる、明らかな"速さ"がスポーツカーの証明。
昨年末に発売となったGRカローラも
筑波サーキットに登場!
追加エアロがレーシングイメージを引き立てています。
こちらも復活したトヨタ•スープラ。
ラグジュアリーイメージも感じられる現行型ですが。
サーキットを攻める姿を目の当たりにすると
プレミアム"スポーツ"たる堂々とした走りを展開。
ラリーから生まれたGRヤリスは
サーキットでもその性能を発揮しています。
チューニングの名門•HKSのGR86。
コンプリート車両だからこそ感じられる唯一無二な存在感。
隅々まで車を見られるパドックウォークも
イベントならではの楽しみ。
R35も、その圧巻の速さを見せつけてくれます。

•定番車&名車カテゴリー

89年発売のスカイラインGT-R(R32)も
まだまだ現役。
2023年のチューニングシーンにも対応出来る
基本設計の高さを実感します。
スカイラインGT-R勢は、R32が多い傾向が見られます。
ロータリースポーツのRX-7(FD)も
チューニングベースとして人気ですね。
フルスロットル時のロータリーサウンドが
サーキットに響き渡ります。
ホンダ勢も負けていません。
オープンスポーツのS2000もサーキットでは
バランスに優れた走りを披露。
往年の名車•CR-Xも参戦。
メカニカルさもある甲高いVTECサウンドを
現代にも響き渡らせる。
ワイドボディで武装したロードスター。
サーキットを攻めている様を目の当たりにすると
スポーツドライビングの入門車としての人気の高さも
改めて頷けますね。
AttackにはK-CARクラスも存在します。
小柄なボディを振り回しながら、驚きのスピードで
サーキットを"爆走"するカプチーノ。
初見の人は驚くはず。

◾️憧れの輸入スポーツカーの全開走行を、間近で見れる喜び!インポートカー部門

Attackにはチューニングメーカー•プライベーター問わず、様々なインポートカーも参戦しています。
それこそ国産車カテゴリーと同様に、日常では見れただけでもラッキーと思える様なレア車が。サーキットを攻めている様子を間近で見れるのは。
大人も興奮を覚えるはずです。

RWBのワイドボディを装着したポルシェ911。
迫力のスプリッター&GTウイングが
タイムアタックSPLの証拠。
さながら湾岸ミッドナイトの
ブラックバードを思い起こすポルシェ911。


最新のポルシェ•ケイマンGT4。
速さはもちろんの事。
筆者個人の憧れの1台であるため。
実際の走行シーンを目撃できただけでも大興奮!


"羊の皮を被った狼"と例えられBMWも
サーキットではジェントルスポーツとしての
速さを存分に発揮しています。
M4はチューニングカーもカッコいいですね。
WRCを駆け抜けたランチア・デルタ。
空力パーツを付けずにサーキットを駆け巡る
その勇姿は「シブい!」の一言
貴重なワイドボディを装着したアルピーヌ•A110。
迫力を増したエクステリアは
迫力とスタイリッシュさを見事に表現しています。

◾️終わりに
今回掲載した参加車両は、わずか1部に過ぎません。
重複になってしまいますが、この様な車達を間近で見れるのもサーキットイベントの良さだと思っています。

このAttackに限らず、各サーキットに足を運んでみるのも刺激溢れる楽しさが得られるでしょう。

興味が湧いた方は、ぜひ遊びに行ってみて下さい!
オススメです!!

いいなと思ったら応援しよう!