角川武蔵野ミュージアムで開催されている「隈研吾展」で石の建築に触れる 【埼玉県所沢市】
2020年9月19日(土)
かねてより行きたかった角川武蔵野ミュージアムで開催されている「隈研吾展」へ行ってきました。
角川武蔵野ミュージアムがある「ところざわサクラタウン」へはオープン前にも行っており、その時の様子は前回記事にしています。
現在、竣工記念として期間限定で「隈研吾展」が開催されています。今回はその隈研吾展を見に行きがてら、ミュージアム内がどんな感じか確認してきました。
チケット購入
チケットは現地購入ではなく、事前にホームページからネット予約となります。
大人一人1,600円。ミュージアムはまだプレオープン中で、5フロア中、隈研吾展を開催している1Fとロビーの2Fしか入れません。
隈研吾展
角川武蔵野ミュージアムの設計は建築家の隈研吾氏です。外からだと何階建か分かりませんが、5フロアから構成されていて、上の外観写真上、1Fに見える部分はロビー階の2階部分になります。
内装は黒を基調としたシックな空間に仕上げられていました。密にならないようにしているためか、前述の通りチケットは事前予約制です。私は11時〜11時半の部で予約し、10時50分頃行きました。10分ほど2階ロビーで並んで待機。並んでいる人数は10数名くらいだったでしょうか。それほど多くはありません。
2階ロビーで受付を済ませたあと、1階へ。
入るなり、いきなり隈研吾氏の全身写真登場。しかもデカいです。デカ研吾。どれくらい大きいかと言うと…
大体1.5倍くらいはありそうです。
館内はフラッシュ撮影と動画撮影は禁止ですが、通常の撮影は問題ないようで皆さんパシャパシャと撮影していました。
角川武蔵野ミュージアムの外壁に実際に使用されている石材が展示されています。
どうやって石板を取り付けてあるかの概略図。上下の胴縁で挟み込み、ピンで固定されています。
またまた隈研吾氏登場。こちらの写真は等身大ぽいですね。影まで表現されており、ホントに本人が立っているような感じです。足切れてるけど。。
サクラタウン敷地内にはミュージアム以外に神社も建築されていて、その神社の天井には鳳凰が描かれています。
その鳳凰を描いたのが、アーティストの天野喜孝氏になります。隈研吾展で紹介されていました。
ううむ。神々しい。鳳凰は角川グループのシンボルで、角川理事長のリクエストで神社の天井に鳳凰画を描くことが決まったようです。
隈研吾氏は木や石の材料を使った建築物を設計することで有名ですが、木を使った建築物の集大成が新国立競技場で、石を使った建築物の集大成が、この角川武蔵野ミュージアムだと自身が述べています。
そういう意味では、この建物を見にくるだけでも一見の価値ありです。今はまだプレオープン中なので、サクラタウン内のどの施設も部分的にしか入れませんが、11月のグランドオープン後にぜひ再訪してみたいですね。
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