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広い、綺麗、旬、霞ヶ浦どうぶつとみんなのいえ

2024年7月31日に新規オープンした動物施設。私は新しくカピバラのいる施設が誕生するとワクワクが止まらず、直ぐに駆け付けたいタチではあるが、夏の暑さに負け少し時間が経ってしまった9月末に訪問しました。行けない間もホームページやSNSで、どんな施設なんだろう?カピバラ達の放飼場は?全体的な雰囲気は?と探って調べていたのですが・・・ここだけの話「なんか分からない」というのが答え。その疑心暗鬼は到着寸前に見えた雄大な霞ヶ浦の大自然と、駐車場に到着し建物を見た瞬間に、やっぱりワクワクに変わりました!ただ残念なことに、私の訪問した日は天候が悪く屋外であまり写真を撮影できなかったので、ちゃんと外観を見たい方は下記のアドレスのホームページをまず参照してください。

近い内にこの屋外で下からと顔の高さからキリンが見られる・・・はず。
SNSで大人気だそうだ。
大きなプールと奥の茶色いのは巣箱、もちろん屋外。
ペンギンに餌あげ体験も出来ますよ。

さて、最初に思ったのは考えていた想像と全く違ったこと。大きなコンクリート造りの施設に間借りする様に室内の一部がふれあいをメインとした動物園だと思っておりましたが、建物全部及びその周りの屋外が全部、動物園としての敷地ということ、写真で見るより大きな建物であり、なにより誤解していたのは動物のいる場所が全部屋内だと思っていたのですが、約半分以上が屋外ということ。

爬虫類とフクロウと書籍の部屋。
おそるおそる体験。

お洒落なコンクリート打ちっぱなしの回廊を進むと、現在人気爆発中の国内でも珍しいオマキヤマアラシが展示されていてビックリ、この日はケージ内でのんびりしていましたが、普段は目の前で観察出来るとのこと、その先には大きな屋外ブールにケープペンギンがうろうろ、餌あげ体験も可能だ。回廊を進むと所々に椅子とテーブルがあり、ゆっくりと動物や目の前に広がる霞ヶ浦を見ながら休憩することも出来る・・・晴れていればの話ですが。そのまま進むと建物の中(室内)に、爬虫類やマーラ、カメ、なまけもの、うさぎをメインとしたふれあいゾーンと観察のみのミーアキャットなどが観察出来ます。こちらも餌あげ体験が可能です。その後、屋外に出るとアルパカやヤギ、ヒツジなど家畜系の動物達とふれあいが出来ます。屋外で面白いと思ったのはホウキやチリトリが置いてあるコーナーがあり自由に動物達のお世話、糞の除去仕事が体験できる事。糞を取ることによって臭い・形状・硬さ・重さなど、実は分かっている様で体験してみると新発見!となることでしょう。

屋外の家畜エリア、食事時間で集まっているけど広い屋外放飼場がある。
掃除してみたい方は、是非!
流木が素敵な広い室内展示場、マーラ、カピバラ、ナマケモノ。
ナマケモノも目の前でお出迎え、地上にいたな。

全体的に表現するならば屋内と屋外を出たり入ったりしながら点在する動物達を観察したりふれあいを楽しむ施設、ただ、まだ出来立てであり動物達も天候の関係で飼育予定の全部がいなく、メインとなるキリンがいないので動物好きではない人には物足りない感はあると思います。ただ動物ではないのですが、飼育係さんが各コーナーに常時いらっしゃるので疑問に思った事をすぐに質問出来たり、ふれあいの方法なども気軽に聞けるので小さなお子さんでも楽しめると思います。

仲間に慣れないので1頭だけ現在は室内のカピバラ。

さて、後回しになってしまいましたが・・・カピバラのこと。カピバラは順路真ん中の辺りの、バレーボールコート2面ぐらいの室内のコンクリートで囲まれ一部に土が入れてある部屋に、マーラとなまけものと一緒に1頭います。その部屋に隣接する様に全部で30畳ぐらいのガレージと庭が続いている様な屋外施設に8頭、計9頭とふれあい可能で、餌あげ体験は200円です。屋外には約3m×2mのコンクリートで出来た浴槽的なものがあり現在は水を入れていますが冬はお風呂にするそうです。屋外はコンクリート敷と土砂敷の場所があり雨が降っても濡れない屋根的なものがあります。カピバラ達はアダルトで人によく慣れている愛嬌のあるカピバラ達です。面白いのは、その屋外施設の横に何も動物達がいない部屋があるのですが自販機と椅子とテーブルがあり、ゆっくりカピバラと風と臭いを感じながら飲み物を楽しむことも可能です。カピバラ好きにとっては・・・ここだけの話、現在は「穴場」です。

屋外のカピバラ、空が見えているけど元は階段だったんだって。
雨が降り出して雨宿り中。
冬の御風呂の時期は楽しみが増えます。
私が気に入ったカピバラ喫茶(休憩所)

少し気になる点を書くとするなら、車やレンタカーを使い来場するならば高速道路や茨城空港からも楽々であり、無料駐車場も大きく安心ですが、電車で来ると土浦駅よりバスかタクシーを使うこととなり、バスの本数が少ないので計画をじっくり練った方が良いと思います。また、隣の観光物産館は販売がメインで食事は軽食程度なので(BBQがある)名産を食べたい!という方は少し移動しなくてはなりません。

ちなみに、入場する際にリストバンドをしますので、見せれば再入場可能です。トイレや自動販売機は園内に数か所あります。

霞ヶ浦どうぶつとみんなのいえHP  https://doubutsutominna.jp/ 
霞ヶ浦広域バス https://www.city.kasumigaura.lg.jp/page/page005294.html

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