見出し画像

聖地健在、長崎バイオパーク。

長崎バイオパークと言えば私がカピバラを知った約16年前に既に「カピバラの聖地」と呼ばれてたカピバラ界屈指の動物園です。動物園の方にお聞きしても何で何時から聖地と呼ばれだしたのか分からないそうですが、行ってみれると分かる気がします。

カピバラの放飼場は大きな池を中心にして約30m×20mと広く周りは木々に囲まれており、森の中のオアシスに来た様な園内でも特別な雰囲気です。池の中には島がありオマキザルが飼育されていますがカピバラのエスケープゾーン(お休み処)にも、なっています。エスケープゾーンは、多くのカピバラとふれあいの出来る動物園にはあるもので、お客様と距離を置きたい時に退避する場所でもあり、ここにカピバラがいる時は手も足も出ません。ただバイオパークの島は、単に日当たりが良く昼寝の恰好の場所なのかもしれません。

池の中の島で休むカピバラ達


現在カピバラは全てアダルトで放飼場には13頭、そして柵で囲われた放飼場にオスが1頭生活しています。13頭はふれあいや餌あげ体験も可能です。飼育係さんがカピバラに食事を与える時間は、日によって若干差がありますが10時30分と16時。この時間は全頭が陸地に集まりますので圧巻です。逆にお腹がいっぱいだったり暑くて水遊びをしたい時間帯は、池に入ってしまうので、ふれあい出来る頭数が激減しますので時間は注意。今回の日程中も一日だけ食事時間以外は3頭を残して、ずーと池か島の日があり、そんな時はお客様は残りの数頭を取り合いになります。

食事の時間帯は、穏やかな雰囲気が一変。


さて、食事の時間帯の前後が見所。写真撮影などお客様が少ない時間帯は開園から11時30分迄と14時30分以降は狙い目、つまり食事時間の前後はマスト。遠足や団体様・3世代ファミリーが帰宅して急に静けさを増しカピバラとの交友も深まります。普通のカピバラはおおらかで穏やかなイメージですが、食事の時間になると一変。何時も共にしている仲間であってもお気に入りの野菜が少なくなると威嚇声の「ゴッ」「ゲッ」という声を発し自分の物にしようとします。

それから、これから行かれる方にご注意!放飼場の半分は木々に覆われ日陰、蚊が既にいるので虫よけ薬があると安心です。

長崎バイオパークHP  http://www.biopark.co.jp/

暑い時間帯は池で泳ぐ姿も見どころ

本当にちなみにですが、バイオパークや近隣のハウステンボス、ホテルなどは、思っている以上に混雑しています。大型観光バスも道路や駐車場で頻繁に行き来しています。ブロック割のお陰だと思いますがコロナ前に近い雰囲気になりました。

2022.5.16-20