見出し画像

BCG接種に新型コロナ予防効果90%か?日本やアジアで死者少ない理由”ファクターX”が解明か?

ファクターXはBCGか?アジアで重傷・死者少ない要因?

これは本当に朗報かもしれない。
あなたはBCGワクチンを覚えていますか?
日本人はほぼ全員接種している「結核のワクチン接種」で、
昭和30年頃から2005年までは小中高で計3回、それ以降は乳児の時に3回接種するようになった。あなたも肩のあたりに複数の点々の接種痕が残っているはず。記憶にない人もいるかもしれないがあのBCGワクチンがコロナ予防に非常な効果があることがわかってきたのだ。
なぜいまBCGなのか?
これまで日本や韓国、台湾、中国やアジア地域でのコロナ重症者・死亡者が欧米に比べ非常に少なく、その理由について不明でファクターXと呼ばれていた。実はコロナパンデミックが始まってから2020年に既にBCGのコロナ予防効果が指摘されていた。
それが最新の研究でやはり非常に効果が高いことが判明した。

自然免疫を強化するBCGワクチン


BCG接種者の90%にコロナ予防効果

8月15日に世界的な医学雑誌CELLの姉妹誌「Cell Reports Medicine」に掲載された論文で、それによると、
BCG接種者に90%のコロナ予防効果が確認された。(上記記事参照)
海外の複数の研究者の合同研究による論文だが、9割に効果があるとは驚きだ。そしてその効果の理由は「自然免疫の強化」ということ。
もともとBCGは結核のワクチンなわけだが、訓練免疫を獲得すると言われる。訓練免疫とは接種後の長い期間の間に、結核菌だけでなく多くの菌・ウィルスへの抗ウィルス効果が高まるという。自然に免疫が強化されていることから、ほぼ全員接種を実施している日本や韓国、中国などアジアでコロナ死亡者が少ないのではないか、それがコロナのファクターXなのではないかと考えられる。

コロナワクチンとの大きな違いはコロナワクチンはコロナのタンパク質を注射し体に抗体を作るものだが、BCGは人間自身が持つ自然免疫力を強化する。BCGは結核だけでなくハンセン病などの予防にも効果があると言われてきたが、実際は他の多くの細菌やウィルスへの抵抗力をつけることができるのだ。
まさにウィルス対策の理想的な予防法と言ってもいいだろう。
さらにBCGはガン腫瘍やアレルギーを減らす効果も確認されている。ただしBCGも他のワクチン同様の副作用が起こることもある。

日本人の多くがまだコロナに感染していない事実

現在1億2千万人の日本で累計の感染者は8月下旬時点で1800万人、つまり残りの1億人はまだ感染していないのだ。これもBCGによる自然免疫の結果なのかもしれない。
別の研究では日本人にはいわゆるナチュラルキラー細胞(T細胞)がコロナに反応しやすいこともわかった。T細胞は免疫機能の中心的役割を担うが、それがBCGで活性化されている可能性も高い。

もちろんそれ以外の日本独特の要因もいくつか考えられるが、BCG接種国のアジア諸国やインド、アフリカ諸国、中南米で同じように少ないのはBCGに関係している可能性が高い。逆にほとんどの欧米諸国ではBCG接種を数十年前に中止している。ちなみに人種や国によりBCGの効果にばらつきがあるのも事実、だた現状ではアジア人は欧米人より高い免疫力があると考えてもいいのではないだろうか。

死亡者数の圧倒的な違いはやはりBCGか


危険なコロナワクチンは必要ない?コロナ予防にBCGを採用すべき。だが政府は否定するだろう。

では今後BCGによるコロナ予防が導入されるだろうか?今回の研究は接種対象が少なく広範な研究が必要だろう。
ほとんどの日本人は過去に接種済みで現在は生後5か月~8か月の間の乳児が対象になっている。あくまでも結核予防のワクチンであるため乳児が対象だが、今後の研究次第では一度接種している成人にも適用する可能性も考えられる。自然免疫とはいえ何十年もたつうちにその効果が弱まってしまう可能性はある。
BCGワクチンは費用も安価で応用範囲が広く副作用も少ないとされるため今後世界的に採用されてもいいだろう。
だがBCGが採用されると世界的に活用されているコロナワクチンは必要なくなるかもしれない。コロナで莫大な収益を上げているファイザーやモデルナなど企業の反発も予想されるし、それを採用している各国政府も否定する可能性が高い。日本もそうなるだろう。主要メディアではほとんど指摘されないコロナワクチンと政府、メーカー、WHOとの関係は非常に強固だ。
WHOはコロナ予防にBCGが有効でないと既に否定している。

だがBCG研究者によるコロナ適用への研究を一刻も早く進め、医師や政治家はそれを政府に進言していくべきである。
危険なコロナワクチンはいらないのだ。

結核は終わっていない!毎年2000人が日本で死亡。高齢者の結核予防も急務!

BCGの本来の病気である結核は肺の病気だが戦前は亡くなる人が多かった。戦後はBCGなど予防治療が進んだが、実は現在でも日本で結核になる人が多い。毎年2000人が死亡している。多くが高齢者で昔に結核に被ばくしている人が多いようだ。今は治療薬もあるがBCGを含めた新たな予防施策が必要ではないだろうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?