「自虐」も「開き直り」も禁じ手
コピーライター/日本語教師(そして魔術師) Captain_Tです。
実は、「普通の人」など、この世にひとりとして存在せず、一人ひとりが、多かれ少なかれ、すべからく「変」である。なのに、周囲と比べどうも自分は変だなと気づいたらしい人が、自分の「変さ」をネガティブに捉え、痛々しい(と私は感じた)自虐ネタなど口にする場面を多く目撃してきた。また、反対に自分の「変さ」を無理矢理誇るというか、開き直り、俺に合わせろと言わんばかりに振る舞う者も、多く目撃してきた。
どっちも違う気がしたので、「自虐」も「開き直り」もNG設定。気がつくと、これが、私が自分の「変さ」と付き合っていく上での基本的アティチュードとなっていました。
若干乱暴かな?とは思いつつ、「変」≒「非凡」と解釈した途端、反対の概念「平凡」または「凡庸」が妙に気になりはじめ。私は、自分の中の「凡庸さに対する嫌悪/平凡さがもたらす安堵」というどうしようもない矛盾の間に、無理矢理にも暫定の落としどころを見つけながら生きていくしかないことを理解した(つもりでいる)。
ということで、次回から「〇〇の変さ」みたいにある程度テーマを絞りながら、しばらく続けていこうと思います。
日々、何らかの生きづらさを感じている人が、少しでも気が楽になるような。ダイバーシティたら多文化共生たらでともかく良い方に向かっている感じはするんだが、具体的に何をどうしたものか……といった人が、目の前の課題をクリアに捉え直すきっかけに……は大柄過ぎるけど、何らかのヒントにるような何かを投げることができたら、大変光栄です。
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