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10月17日(土)新月ボイドタイム

写真は今日のちゃうけど水平線が見たくなったので。

新月のボイドタイムに、他人に伝えることを最初から放棄した備忘録的覚え書きを。

420時間の「日本語教師養成講座」で使ったテキストには、言語記号やソシュール界隈のことがどんなふうにまとめられていたか。気になり確認してみると、シニフィアンは「指すもの」ではなく「能記」、シニフィエは「指されるもの」ではなく「所記」。もっと正確に言うと、「能記(シニフィアン)/所記(シニフィエ)」のように表記されており。「指すもの/指されるもの」は(たぶん)丸山先生の訳語だから当然かと思うが、「能記=カタチ/所記=イミ」であり、これが「記号の二面性」として整理されていた。なんか「カタチ」の「意味」が変わってしまいそうな文章だ。

少なくとも「カタチのないカタチ」で「意味のない意味または意味の背後にあるもの」を指す上では役に立ちそうにない。まあ、日本語教師が常識的に持っておくべき知識としてはそういうことなんだろうし、ンなややこしいこと言う奴はソシュールうんぬん言わず黙ってヴィトゲンシュタインでも読んどけという話ではある。


よろず野暮用でバタバタしており、「入門・やさしい日本語」の模擬授業だか模擬講演だかもできておらず。

10月最終週のどこかで何日か、西中島JL Lab.にて。道場的に開催したいと思っています。

ホンマにやりますよってに。




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