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"やりたいこと"はWhat?ではなく、Why?で見つける話

皆さんは"やりたいこと"がわからなくなったことはありますか?

多くの人が人生やキャリアの中で一度は、
「本当に自分がやりたいことは何だろう?」と悩む経験をしているのではないでしょうか。
私も"やりたいこと"がわからず、次の転職先が決まらぬまま会社を辞めたことがあります。(今現在のことです。。。)

この悩みは特に若い世代に多く、仕事に慣れ始めた20代から、社会の期待と自己実現の狭間で揺れる30代までが直面しがちな問題です。
しかし、その「やりたいことが見つからない」という感情は、一体どこから来ているのでしょうか?

実はそれを見つけるためには、「What?(何をやりたいか)」ではなく、「Why?(なぜやりたいのか)」という視点が大切です。
やりたいことを探すときに、この「Why」を考えることで、今まで見えていなかった本質に気づけるかもしれません。

やりたいことがわからない20代、30代の割合

実際に、20代や30代の若手ビジネスマンに
「自分のやりたいことがわからない」と悩んでいる人は多くいます。

様々な調査によれば、20代の約6割以上、30代でも4割以上が
「今の仕事が自分の本当にやりたいことかどうかに疑問を抱いている」と
言われています。このように、自分の人生やキャリアの方向性に迷っている若者は非常に多いのです。

しかし、この「やりたいことがわからない」という悩みの本質は、
ただのキャリアの迷いだけではなく、自己の内面と向き合うことの難しさにも関係していると言えます。

"何がやりたいのか?"ではなく、"なぜそのようになっているか?"の視点で考えてみる

「何がやりたいのか?」という疑問ばかりを考えると、かえって答えが見つからなくなることがよくあります。大切なのは、「なぜ自分は今そのように感じているのか?」という視点で、自分の気持ちや価値観を深掘りすることです。

例えば、「やりたいことがない」と感じる背景には、「失敗したくない」「他人の期待に応えたい」「成長したいが自信がない」などの理由が隠れているかもしれません。
実は私も、この視点で深堀りをしてみて、「うまくいったことが少ない」といった結果から「どうせうまくいかない」といった諦めの心が生まれていたため、やる気が起きないのだということに気付きました。

その理由を掘り下げることで、自分が大切にしている価値観や、求めているライフスタイルが浮かび上がってくることがあります。

意外と"やりたいこと"は今の自分から見つけることができる

「やりたいこと」は、実は今の自分の中にもすでにあることが多いのです。普段何気なく行っていることや、他人に指摘されること、自分がワクワクする瞬間などに目を向けると、やりたいことのヒントが見つかります。

また、仕事の中で「これをやっているときが楽しい」「もっと時間をかけたい」と感じる瞬間も、やりたいことを見つける手がかりです。

私の場合、前章で説明した事象に陥った際、「うまくいったこと」、「うまくいかなかったこと」を細分化して、「うまくいったこと」はどうやって再現性を持たせるか?、「うまくいかなかったこと」は自分の努力で解決できるかどうか?誰かに助けてもらったよいのか?などと考えるようになり、
気付けば、「モチベーションが~~」などといったことは忘れていたといった経験がありました。

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