【AWS】DMSのFullLoadThroughputBandwidthSourceは検知されないことがある
こんにちは。隊長@音楽家兼エンジニア#今日はエンジニアです。
先日DMSを使用してOracleの移行試験中にトラフィック量の確認をしていました。
【構成】
オンプレOracle→DMS→RDS
DMSではFullLoadThroughputBandwidthSourceとして検知される想定でしたが、Cloudwatchのメトリクスを確認するとFullLoadThroughputBandwidthTarget側でデータ検知してました。
FullLoadThroughputBandwidthSource
ソースから受信した受信データを 1 秒あたりのキロバイト (KB) 単位で示します。
FullLoadThroughputBandwidthTarget
ターゲットの全ロードから送信された送信データ (1 秒あたりの KB 数)。
参考:
AWS Database Migration Service のメトリクス
あれ?と思ってサポートに問い合わせたところ、現在FullLoadThroughputBandwidthSource メトリクスが報告されない場合があることを確認したとのこと。
ワークアラウンドとしてはタスク毎やターゲット/ソース毎の計算はできないものの、レプリケーションインスタンスの NetworkReceiveThroughput を確認するよう言われました。
現在修正対応中とのことですが、修正時期などは未定だそうですう。
ちなみに、上記のメトリクスはサンプリングした値になるので、そこまでシビアには取れないそうです。
たしかに実際に測ってみたところ
・1分以内に移行完了するようなデータだとそもそも検知されなかったり誤差が生じたりする
・データ移行の総量をDB側と比較しようとしたらデータ量、行数ともに誤差がある
って感じでした。
この辺はおいおい精度が上がっていくことを期待…
まあ、キチンとデータ移行できたかはメトリクス上だけではなくきちんとテーブルとかまで確認しましょう、ということで。