ダメかなこれ…

出勤自体は普通だった。

おはようございます。
きっちり40度くらい頭を下げるいつもの挨拶

動きは非常に硬い。
アスペルガーなどの特徴の一つらしい

緊張は無いみたいだけど、毎日の挨拶が新入社員のようだ。

おはようと返して顔を見たけど
傷が気になる。

俺はいつもと変わらない様子を装い
仕事の割り振りをした。

Pからのアクションによって対応しようと思っていた。

現場へと見送る。

「大丈夫かな…なんか言いたいこととかないかな…」

そう思いながらも、デスクに戻ろうとした矢先
「すいません。お話があります」

内心「はや!」とは思った。

どうした?


P「昨日のことでお話があります。」


その内容を要約すると
パニックになりました。
顔を引っ掻いたことは無意識です。
助けてください。

こういう内容でした。


俺は、専門家ではない。

やはりここは病院に相談するのが一番だろうと言うことをPに伝えた。

Pもそれについては、100%納得した様子だった。

早速、病院に連絡を取り
2人で行くことにした。


少し長くなります。

予約が取れた日、2人で病院に行き
俺が詳細について話した。

おそらくP1人だと中身については話せないと思う。

すると医師から
「では、気付きの部分を少し抑える薬を処方しますので様子を見てください。」
とのこと。

俺個人
素人の考えとしては
気付きを助ける薬を飲んでるのに
気付きを抑える薬を飲むってどういいこと??

っていう疑問はありました。

でも、相手は専門家

俺の住む地域では、名の知れたところだ。
信じるしかない。

この通院の後もやはり、いつものカフェに2人で行った。

やはりPは行くことを躊躇った。
お金を払いたくないからだ😅

もちろん奢った。

俺は、本当は
この相反する作用がある薬を飲むことに不安はないか?
と聞きたかった。

だけど、言い出せなかった。

自分の中で薬の効果に期待している自分がいた。

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