指標発表後に爆益を生み出したFXスイングトレードの結果検証
どのような攻略法を実践するにしても、まずは「感情管理」が必要です。
FXトレードに必要なのは属人的スキルではなく「スキルに頼らず利益を出す仕組みを作ること」です。つまりシンプルなルールを作ること、そのルールを守ることがすべて、と言ってよいでしょう。
この記事では日々のFXスイングトレードの内容を記載しています。次のような方に役立ちます。
会社員なので日中はFXトレードができない
夜中のトレードではなかなか利益が出ない
日中にチャートを見ることなくトレードしたい
ここで運用するルールはシンプルに次のことだけです。
① 朝の7時(冬時間は8時)の10分ほどで注文を出す
② 注文内容はスプレッドシートで自動的に算出される
③ 日中はチャートを見る必要なし
※ ここに添付のスプレッドシートはUSD/JPYのみ
※ ほかの通貨ペアのスプレッドシートはマガジンをご購入いただければご覧になれます
こちらのFXスイングトレードの続きです。
7月11日の指標発表後に7つの通貨ペアによるポジションはほぼすべて決済し、1月29日から100万円の資金で開始したスイングトレードによる利益は2,331,225円、1つの通貨ペアあたりの平均月利は10.11%となりました。
指標発表後の決済内容
FXスイングトレードは相場の流れに乗ってポジションを切り替えます。7月11日の指標発表前まで損切りと利確を繰り返しながらポジションを積み上げていましたが、その決済内容は次のようになっています。
そして現在はポジションが1つだけ残っています。
含み益が違うのはマイナススワップが発生しているからです。
今回は通貨ペアごとの詳しいデータをご紹介します。その前に、このスイングトレードのルールと特徴を簡単に説明します。
FXスイングトレードのルール
ここで運用しているFXスイングトレードのルールはシンプルです。前日の日足をチェックし、その高値を超えたら買いポジションを建てて、安値を割り込んだら売りポジションを建てるだけです。
それぞれの注文には決済注文を入れておきますが、決済の値幅は前日の高値-安値の値幅とします。
FXスイングトレードの注意点
このシンプルなルールには次のような注意点があります。
勝率が不明
決済値幅が日によって違う
つまり単純に同じロット数で注文を出した場合、2つの不確定要素に損益は依存することになります。そこで2つの対策を立てています。
① 決済値幅を極力同一にする
② ロット数を適切に管理する
③ 複数の通貨ペアで運用する
③に関しては必須ではありません。①と②は運用に使用しているスプレッドシートで計算し管理しています。
FXスイングトレード通貨ペアごとの検証
それでは7つの通貨ペアの結果検証をしてみます。
【AUD/JPY】 +242,572円
トレード数:28回
勝率:60.71%
平均利幅:8.66pips
平均月利:+17.49%(5月29日〜7月11日)
【AUD/USD】 -30,968円
トレード数:27回
勝率:40.91%
平均利幅:−4.24pips
平均月利:-2.34%(6月5日〜7月11日)
【EUR/JPY】 +631,233円
トレード数:53回
勝率:56.00%
平均利幅:11.91pips
平均月利:+11.93%(4月24日〜7月11日)
【EUR/USD】 +553,115円
トレード数:54回
勝率:48.08%
平均利幅:10.24pips
平均月利:+18.24%(4月10日〜7月11日)
【GBP/JPY】 +500,324円
トレード数:60回
勝率:66.07%
平均利幅:8.34pips
平均月利:+16.86%(4月10日〜7月11日)
【GBP/USD】 +38,716円
4月5日〜平均月利:+1.21%
トレード数:63回
勝率:46.03%
平均利幅:0.61pips
平均月利:+1.21%(4月5日〜7月11日)
【USD/JPY】 +396,233円
トレード数:81回
勝率:43.49%
平均利幅:4.89pips
平均月利:7.39%(1月29日〜7月11日)
総評
勝率は50%前後で、マイナスになっても利益が出ています。損益値幅は同じ取引単位(ロット数ではない)であれば同じになるよう計算しているので、日によって損益値幅が違うことは影響していません。
よって勝率が50%に満たなくても利益が出るのはロット数が適切なものとなるように計算していることが理由だと言えます。
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フリーランスの方で兼業トレードを検討している場合はこちらのFXデイトレードに関する記事を参考にしてください。自分の好きなタイミングで、注文を出せる通貨ペアを探せます。
FXトレードをギャンブルにしないために、こちらのギャンブル依存対策に関する記事も参考にしてください。
FXトレードでの感情はコントロールするのではなく、望ましい感情を引き出すように管理することが大切です。
感情を適切に管理することで、FXトレードでも冷静に注文を出せるようになります。
FX スイングトレード手法の注文方法と計算ロジック
この FX スイングトレード手法の注文ルールはシンプルです。前日の日足の安値割れでショート、高値超えでロングポジションを建てます。損切りも利確も、「高値-安値」の値幅を利用します。
この値幅は毎日異なりますし、損切りで終わるか利確で終わるかは予想できません。そのため毎日異なる値幅を考慮し、同じ損切り額・利益額となるようにロット数を計算するロジックを採用しています。さらに、損切りと利確の割合を分析し、損失を利確時に回収できるようにロット数を調整しています。
FX スイングトレード手法用スプレッドシート
FX スイングトレードで勝てない方は、この FX スイングトレード手法用のスプレッドシートをご活用ください。エントリー、ポジションサイズ、利確と損切りの逆指値価格が自動的に算出される仕組みになっています。
このスプレッドシートを利用することで、損益を繰り返しながらも利益を積み上げることができ、1回のトレードに一喜一憂する必要はありません。
FX スイングトレードで安定した収益を目指すなら、このスプレッドシートがおすすめです。
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