FXは“待つ”より“積み上げる”方が良い？いつでもエントリーできるメソッドの考え方

2025年2月10日 16:48

FXトレードは、どんな相場状況でもエントリーできるメソッドを作るのが理想だと考えます。

エントリーのタイミングを厳選すれば勝率を高められるかもしれませんが、どれだけ慎重に選んでも100%利益を出せるわけではありません。

またエントリー回数が少なくし、ある程度の利益率を確保するならば一回のトレードで大きな利幅が必要になります。それは高いドローダウンリスクにつながり、不安定な資金管理につながる可能性があります。

例えば長時間待ってようやく理想のエントリーポイントが来たとしても、相場が期待通りに動かずに小さな利幅で終わることもあります。

それならば「いつでもエントリーできる」戦略のほうが、安定的に利益を積み上げる可能性が高くなるのではないでしょうか。

たとえ単発の利益が小さくても、回数を重ねることで期待値をプラスに傾けることができます。これはいわば統計的な優位性を活かしたアプローチとなります。

また、いつでもエントリーできるメソッドを持つことで、相場を「待つ」ストレスからも解放されます。

どんな状況でもエントリーできると考えられれば、一つのチャンスを逃しても焦る必要がなくなります。結果的にメンタルの安定にもつながり、冷静な判断を保ちやすくなると考えられます。

もちろんこれは「どこで入っても勝てる」という意味ではありません。

むしろエントリーのタイミングに依存しないよう、戦略全体を設計することが重要になります。そのためには例えばトレンドに逆らわずに小さな波を狙う、一定の値幅でリスク管理を徹底する、エントリーとエグジットの基準を明確にするといった工夫が必要です。

FXトレードではエントリーの精度を極限まで高めるよりも、どんな相場状況でも柔軟に対応できるメソッドを持つほうが長期的には安定した成果を生み出す可能性が高くなります。

使用しているFXトレードマニュアル

このnoteで紹介しているトレードはこちらのFXトレードマニュアルで運用しています⬇️

2025年1月からのパフォーマンスは次のようになっています。トレード回数の多さに注目してください。試行回数が多くなるほど、その取引データ（期待値）がトータル損益にそのまま反映されることになるからです。

今年になってからの上記FXトレードマニュアルでの運用実績です。総獲得pips数は「利幅×ロット数」の損失と利益の合計数です。

たとえば1ロットで-10pips、2ロットで+8pipsであれば、「-10×1+8×2＝6(pips)」と計算しています。1単位が10,000通貨であればドル円の場合、0.06×10,000＝600(円)の利益であることがわかります。

2025年 1月〜2月
トレード回数：93回

平均ロット数：1.16
平均獲得pips数：8.12pips
総獲得pips数：755.35pips

※ ロット数は最初のエントリーを1とする

2025年 1月〜2月
トレード回数：87回

平均ロット数：2.05
平均獲得pips数：14.39pips
総獲得pips数：1,251.60pips

※ ロット数は最初のエントリーを1とする

今週の成績は次のとおりです。

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