サラリーマンが知らない資本主義の攻略法
「サラリーマンが知らない資本主義の攻略法」イケダハヤト著
なかなかに衝撃的な本だった。会社員や学生で、自分の思うような生活を手に入れたいと願っているなら、読んだ方が良い。資本主義の基本構造を庶民側から明らかにした内容だ。
サラリーマンが絶対にお金持ちになれない理由がとき明かされている。資本主義の構造上、働く者は貧乏で経営者は富んでいるのだ。最終章も入れれば6章立てで、分かりやすく軽妙な話すような言葉で書かれている。
第2章のタイトルはバカが搾取される資本主義の罠まとめだ。イケダハヤト氏らしい挑発的なタイトルだ。内容は罠にはまって時間を浪費し、貧乏しないように気をつけろという、優しさに満ちたアドバイスに溢れている。
20代から30代で億万長者になった人の共通点もおもしろい。年を取ってしまった人には酷なのだ。だから、できるだけ若いうちに読んでおくとよい。
著者のイケダハヤト氏の時代を見る目、社会の流れをつかむ能力にたけているのだろう。そして何よりも行動力が並外れて高い。
たとえ遅くても、人の後ろを歩いたっていいと思う。自分らしく生きるために行動しよう。肩を押してもらえる本である。行動しよう、実行しよう。ちょっと背伸びするくらいでちょうど良いのだ。
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