あだ名で呼ぶのは勇気がいる
何故か昔から人をあだ名で呼ぶ事を躊躇してしまう。
「えんどうあや」という名前の私は今まで
・えん、えんちゃん、えんさん
・どぅー、どぅーちゃん、どぅーさん
・あや、あやちゃん、あやさん
・まめ、まめち
などと呼ばれてきた。
以前、私の名前をどうしても覚えられないおばさまが居たのだが、結局毎回思い出せないということを悩んでいたので、好きなように呼んでくださって大丈夫ですよと言ったら、「まりちゃん」という呼び方で落ち着いたこともあった。
そんなこともあり、その場で私のことを呼んでいるのだなと理解できるのであれば、私のことは何と呼んでもらっても構わないというスタンスでいる。
でも私の方から人に呼びかけるとき、その人のあだ名がいくら浸透していても、呼ぶ事に何故か躊躇してしまい、「〇〇さん」と名字で呼んでしまうことが多いのだ。
これは好きな人や恋人にも同様で、あだ名では呼べず、大体名前に君付けかさん付けで呼んでいた。何故だかわからないが、あだ名で呼ぶことがとても恥ずかしくなってしまう。
…いや、待てよ。
以前お付き合いをしていた彼をずっと「〇〇くん」と君付けで呼んでいたのだが、「呼び捨てで呼んで欲しい。」と言われたがなかなか呼べず、顔を真っ赤にしながらもじもじしてしまったという淡い青春の1ページを思い出したぞ。
あの時のこう呼んで欲しいという相手の意思や気持ちをあだ名にも感じてしまうから呼ぶ事が恥ずかしくなって、躊躇してしまうのかもしれない。ん?いや、この思い出の前からあだ名呼びを躊躇していたか?うーん…。
とにかく真相はわからないが人をあだ名で呼ぶことは、私にとって少し勇気が必要なことなのだ…という、どうでもいい話です。