【旅ごはん・散歩ごはん】 サーモン丼 熊だ(渋谷区神宮前)
お洒落な若者が闊歩しているエリアといえば神宮前。個人的に余り足を運ぶことのない、原宿駅から延びる竹下通りからつながる原宿通りにもそういったお洒落な店が立ち並ぶが、そんなお洒落な通りに面したビルの地下にその店はあった。
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地下一階のその店、向いは美容院だがこちらはちょっとぶっきらぼうなカウンターの食堂といった感じで、逆にちょっと落ち着く。
メニューは数種類のサーモン丼というシンプルな構成。その中からトロサーモン丼をオーダー。また、トッピングとして、特上いくらを10g注文(好みの重さで頼むことができる)。アイドルタイムという事もあってかスタッフ一人で切り盛りしているので、少し待つが、ほどなく着丼。
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丼よりは一回り小ぶりな、大き目のご飯茶碗に盛り付けられた大ぶりのとろサーモンが五枚。そしてトッピングのいくらが輝いている。わさびを醤油に溶いて回しかけ、早速ひと口。脂の乗ったトロサーモンは程良い弾力で歯を押し返してくる。なかなか美味しいサーモンだ。そしてご飯も結構おいしい。惜しむらくは酢飯のほうが好みだった点。丼にしてはちょっと小振りだが、食べ進めてみると意外としっかりお腹に溜まる。ランチとしてはちょうど良い量だったのかも知れない。
尚、こちらの丼は茶漬けで〆ることが出来る。ある程度食べ進めたら店員さんに声をかけ、丼に出汁を注いでもらう(ご飯を足してもらう事も出来る)。ちなみに注文時に茶漬け用のトッピングとして鮭明太あるいは鮭塩麹を選ぶことができる。鮭明太を選んでおいたので、それを茶漬けに載せてさらさらっと啜り込む。
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ちなみに、500円で30分日本酒が飲み放題というサービスもあるようなので、お酒好きには鮭をつまみに酒をちびちび、といった愉しみ方もできるようだ。
サーモン丼に特化した、思い切りの良いコンセプトを原宿で展開するとは、今後の展開が愉しみな店でもある。