【旅ごはん・散歩ごはん】 Craft Curry Brothers (渋谷区東)
明治通りを恵比寿から渋谷方面にとことこ歩き、並木橋の交差点にかかるちょっと手前に欧風カレーぽい看板を発見、即座に歩みを止めて入ってみたのがこちらのお店、Craft Curry Brothers 渋谷店。
オープンキッチンをカウンター席がL字型に囲む小さいが、全体的に内装が白で統一されていて清潔感、開放感のある店構えだ。提供しているカレーはやはり欧風カレーがベースのようで、キーマカレーと欧風ルーカレーがメニューの軸となっている様子。キーマカレーも気になったが、角煮カレーというのが強く目を引いた。店の入り口の脇にある券売機でオーダーを入れて着席する。
さほど待つことなくカレーが到着。ライスとソースが別に供されるタイプ。ソースの中に角煮がごろごろ入っていて気分が高まる。
早速ソースをライスにかけて早速ひと口。滑らかな感触が下の上に伝わる。お店によると、この店のカレーは果物と野菜が原材料の半分を占め、そこにしっかりと飴色に炒めた玉葱を加えてじっくり作ったものだそう。そして添加物無添加という事で、素材の良さがしっかりと出ているようだ。豚角煮もほろっほろに煮込まれて柔らかく、ソースの滑らかさとマッチしているように感じた。全体として素材の良さを感じられるカレーであった。インド系のスパイスカレーも良いが、欧風カレーの、熱々に炊き上がった日本米にとろりとまとわりつくソースの食感も捨てがたいという事を改めて感じるひと皿である。
さて、キーマカレーも気になってしまったので、後日改めてキーマカレーを食べに行ってしまった。しかも豚角煮をトッピングで追加。こちらも美味しかった。個人的には欧風カレーの滑らかさのほうがもっと好きだけど。これは良いお店を見つけた。
それにしても、クラフトカレーというのはどういう意味なんだろうか。次に食べに行く時に訊いてみよう。