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Niji journeyで表現を追求する-色の効果の応用-

まえがき 

皆様、こんにちは。かぷりすです。
「永遠を描く表現者、幻想詩人」としてNiji journeyにて生成表現を追求しております。

ここでは、「永遠」「色彩」をテーマにした私の生成物およびそのときの考えについて記述していきます。
(※厳密に脳内再現している訳ではないことをご容赦ください。
また、生成物は不完全なため、手の形が少し違うなどありますのでご注意ください。)

また、X(旧Twitter)で掲載した以外のものを多く紹介していきます。
段々と洗練していく流れをご覧いただければと思います。
思考するときは数秒で、生成時は、ほぼ直感で自分の求めているものになっているかを判断しております。



色を表現の軸にする

私が色にフォーカスして表現していくきっかけ


色は記憶を保持するのだろうか?

ふと、疑問が湧いてきました。

自然の風景のようなやさしい色合いのものは、人が能動的に情報として受け取り、それを脳が美しいと判断する。

では、自然に滅多にないようなやさしい色合いとは逆の非自然的な色合い(彩度が高い)つまり派手な色は人はどのように情報を処理しているのだろうか?

これをヒントに、見たときに目がチカチカするような彩度の高い色調での表現「溶ける」「狂色(くるいろ)」にたどり着きました。

このテーマとの出会い、生成経験が私の色表現の根幹になっています。

はっきりとした形をもたないことを表現として試みたもので、人の記憶はいかに朧げで、とても儚いことをテーマにしています。

この表現ではイラストの視覚情報を目の奥の脳へ伝え、そのインパクトさが強制的に脳で反芻されることを狙っていました。
太陽を直視したときの感覚に似ています。

表現どうしの組合わせ

この時期には、先述した表現どうしの組み合わせから違った表現が生まれないか試行錯誤していました。

「溶ける」と「狂色(くるいろ)」の混合表現



本題:

v6でさらに色の表現を探っていく

さて話は変わりますが、個人的にnijiv5では、キャラクターに特化した生成結果であり、
v6になってから塗り、さらに背景も強化されたような印象でした。

niji 5
niji 6(v5に比べ、こちらのほうが背景の情報量が多い)

背景も重要な要素だと確信。全体で世界観を作り出す。

v6になってから初めての生成結果を見て、全体的なバランスが重要になることを予感していました。
そこで、さらに同じプロンプトで生成していきました。

どれも背景が入っている

右上(U2)が気になったので、Variations (Strong)して

当初はinpaintが実装されておらず、背景はぼんやりとしてしまったため、何回か試しても状況は変わらないため見送り。
しかし、


  • 主体(少女)が中央の安定した構図+調和のとれた色合い

  • なびく髪の感じ

  • 哀愁漂う雰囲気


全体で見たときの雰囲気が良く、作品としての一歩を感じた生成になりました。ここでv6の可能性を確かめることが出来ました。

" †]-[£ ߣบΣ "シリーズまでの道のり

永遠の象徴との出会い

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