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魚もアンダギーも毎日のように揚げて暮らした(沖縄本島)



2019年の沖縄本島、
5日間の旅記です。


本島から出られない旅。
この時、ゴールデンウィークだったからです。

長期休みの時期の本島から離島への移動は、値段も空席ゲットもハードルが高いから。本島でゆっくり遊ぶのがキーになる。
なんとか本島へは着いたものの、お金の余裕がぜんぜんがない。(当時は今よりもずっと貧困にあえいでいたため。)

しかも、沖縄初上陸だったので、予備知識はなかったし、穴場を知ってる…とかではまったくない。

ホテル。
この旅はホテルがもっとも重要でした。

キッチン付きのマンションタイプにしました。5日もいるわけだし、お金も節約したいし、どうせなら地のものを食べたいし。ってことで、自炊。
(あとで知ったんだけど、沖縄ってレジデンスタイプのホテルがめちゃ多いんですね!納得!)

旅行先で自炊できるのってすごくいいです。楽だしお金がかからない。
あと味付けで安心できる。
調味料は適量持参するのがいいですね。

われわれは市場で色鮮やかな魚を買ってきて捌いたり揚げたり、サーターアンダギーミックスを練って揚げたり、ゴーヤチャンプルー作ったりして楽しみました。
毎日サーターアンダギー揚げてたら、最終的には職人レベルでうまく揚げられるようになりました。ブルーシールアイスを買って、のせて食べました。最高のデザートですね。

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しかも、この自炊スタイルだと泡盛飲み放題が可能。スーパーで好きなのを買う。古酒、いいですね。
到着後、やちむん通りっていう陶器で有名なところにいって、泡盛用の琉球ガラスのグラスを買っておきました。
やっぱり泡盛は琉球ガラスで飲みたい。このときは極度の金欠だったこともあり1個500円の激安のやつを買って、向こうでは毎日使って、そのままお土産にしました。
これがなかなか良くて、今も世田谷で使ってます。
丸くて厚手のグラス、ハイボールにも合うんだな。

特に国内旅行において、
セコさは非常に大切です。


今旅、暮らすように旅をしてみて。

沖縄料理はなんでもおいしい。

土地の人々は比較的親切な、人懐っこく話しかけてくれる人が多いし、なんにせよ感情がわかりやすくてありがたい。ややこしくない。

滞在中何度か、ふと海外旅行にきているような良い違和感を感じることがあって、その都度『琉球王国』の空気を感じている気がした。
沖縄で暮らす人たちの独特の団結力とか、誇りの持ち方とか、風土とか、人柄とかが、そういうものを感じさせる。

美しいな、と思う。

世の中にあふれる美しい差異の数々を、
わたしは絶対に忘れたくないなと
つねひごろから思っている。


そんなことをぼんやりしつつ確信できた、
沖縄本島で暮らす5日間でありました。

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またいつものように、
たのしく旅できる日を祈って。


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