IMJものがたり18 PCとケータイの関係は、朝刊と夕刊?
IMJは、ウェブ構築事業とは別に「エンタテイメントコンテンツ・サービス・プロバイダー(ESP)事業」というケータイをプラットフォームにした新規事業に着手していた。
当時はまだ光回線は敷かれておらず、ADSLやらピーヒョロロの音を聞きながらネットを繋ぐ環境だったので、音楽や映画が普通にネットで見れる今から考えると隔世の感がある。
エンタメコンテンツといっても、待ち受けや着メロ、占い、簡単なゲームの配信なのだが、iモードを筆頭に一大マーケットが出来つつあった。月額300円のサービスにケータイユーザーは群がり、細木数子さんの占いには100万人以上の会員がいたというから、それだけで月商3億円にもなる。
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