こんばんは。
前回に引き続き、ウィックランド博士の『迷える霊との対話』の冒頭部分をご紹介します。
それでは始めましょう。
地上次元に縛られている人霊を地縛霊と呼びますが、実は縛り付けているのは自分自身で、肉体を失ったのちも地上的な執着が手放せず誰かの身体を利用して欲望を満たそうとします。
アルコール、喫煙、ギャンブルなどに囚われて、本来進むべき道へ進まず肉体を持って生きている人々に迷惑をかけている困った人々です。彼らは生きている人間に憑依して、その人と同じ肉体感覚を味わおうとするのです。
あるいは、大好きだった人が忘れられないだとか、所持していた財産が気になる、中には自分のお墓がどうなっているかが気になって地縛霊になっているというケースもあります。いずれにしても、このような状態が続けばさらに下の苦しみの多い世界へ行く事になります。
このような人々は、自分が何をしているのかを自覚しておらず、その結果どのような道程を辿るのかもわからないまま過ごしています。ですから、肉体を持ってこの地上に生きている間に死後の具体的な知識を得る必要があるのです。
それも、きちんと科学的な裏付けの取れた知識でなければいけません。
誤った死後観を持ったまま他界すると、自分自身が作り出した妄想の具現化した世界に迷い込む事になります。
特定の宗教や思想の誤った死後観に囚われて、先へ進めないでいる人も多いのです。
それでは、正しい知識とは何かという事になってきますが、これは自分で理解して見極めなくてはいけません。
誰かの言うことを鵜呑みにしていてはいけません。神から授かった理性を使って判断する義務が私たちにはあるのです。
今日はここまでとします。
私たちが理性的に生きられますように。
…そうそう、ひとつだけ善行をしましょう。
『この地上に縛られて苦しんでいる人々が、一日も早く実相に目覚めて本来進むべき道へ導かれますように』
このように祈って下さい。
祈りは必ず届きます。
そして、思っているよりも大きな効果があります。
天に宝を積んでください。
あなたが天に召された時に
その恩寵を理解される事でしょう
Capella✝️