![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148366178/rectangle_large_type_2_feee29185f8646ed221594200992f666.png?width=1200)
代表挨拶
経歴について
CAPCeLL株式会社の代表取締役を務める、新井裕也(あらいゆうや)と申します。治療家(鍼灸師/柔整師)としても活動をしております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
森ノ宮医療専門学校を卒業後、鍼灸師/柔整師の資格を取り、24歳の時に、地元の兵庫県にて「ひかり鍼灸整骨院」を開業。その後、鍼灸整骨院4店舗とデイサービス1施設まで拡大し、すべて売却及び譲渡し、現在は兵庫県でも
最大規模のひかり総合治療センター(鍼灸整骨院/ピラティススタジオ)を
運営する。
![](https://assets.st-note.com/img/1721796212230-qiK3xAf153.png?width=1200)
その他に、東京・高知と各地にも飛び回り鍼灸師としては、年間9,000人以上の患者を施術しており、常に現場目線・患者目線の医療を心がけ活動中。鍼灸保険セミナーなど全国各地で多数開催実績あり。
しんきゅうドクターにかける思い
私自身がこのサービスを作るきっかけとなったのは、約17年前、自身の鍼灸院を開業した頃の話です。
医師の同意書が必須ではありますが、鍼灸施術が保険適応になるということを当時は、医師も含めてほとんど世間に知られていませんでした。
そのような中、当時の私は、自分の治療院圏内から近いクリニックを調べ、医師一人ひとりにご説明を兼ねて、挨拶に伺っていました。
100件くらいのクリニックにアプローチをしたと思います。
しかし、100人の医師がいてもその中で同意を頂けるのは2〜3名です。
確率として2%〜3%の世界でした。
当時は【医師】への理解と説明が大きなポイントでした。
そして、理解だけでなく同意まで頂くということのハードルの高さに苦戦したのを覚えています。
そして、【患者】の中には、医師の診察を受けるのに長時間の待ち時間が身体の負担になる方、通院されている病院が遠方で、なかなか遠くに行くことが体力的に困難だったりと様々な事情を抱えている方々がおられます。
鍼灸保険を活用した施術を受けるには、医師、患者、治療家の色んな事情が複雑に絡み合い、壁が存在しました。
課題もたくさんある中で、コロナ禍を機に、オンライン診療という言葉が急速に世間に浸透します。
2020年以前よりもより身近になって来たタイミングでした。
オンライン診療という分野の認知が広がってくる中で、
当時の創業・開発メンバーと【鍼灸施術を希望する患者】のためになるモノ
を作ろうと考えました。
そして、私の治療院での実験からスタートし、2年の検証期間を経て、誕生したのが【しんきゅうドクター】という、医師とあはき師とを繋ぐことで患者がどこでもいつでもより良い医療を受けられるという医療DXサービスです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721809256131-DyDJa6qPeF.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721810617250-EXSXTKdQGh.png?width=1200)
もちろん鍼灸を含む、あはき施術に際しての同意書は厚労省ではまだはっきりした方針は決定しておらず、【可否は各保険者判断による】とされていますが、医師を含む人材不足、また介護難民など課題のある超高齢化社会において今後もさらに私どもは【国民皆保険の中で医療を希望する患者の為】を軸にサービスの展開及び向上を努めてまいります。
これからの治療業界
あはき師の力で寝たきり患者を減らすことによって、今後起こりよる怪我及び関節拘縮、褥瘡などを防ぐことができ、医療費の削減にもつながると考えます。
また、あはき業界における今後の療養費市場規模は現在の500億円規模からさらに伸びていくことも考えられ業界への普及と貢献にもなると思っております。
自分自身が行ってきたこれまでの経験のなかで、もっとこうしておけば良かった。こうしてあげたかった。と言う患者様がたくさんいます。
そういう患者さんを少しでも減らすためには自分1人では限界があり、
今後は治療院と医師が連携することで選択肢が増えるのも事実です。
![](https://assets.st-note.com/img/1722224599563-iqUCRl8p63.jpg?width=1200)
超高齢化社会と人生100年時代の到来。
医療の進歩や健康意識の向上によって、人生100年時代と良く耳にすることになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721811710152-eBaj25KHvZ.png?width=1200)
長生きできることはとても喜ばしいことである反面、健康寿命も伸びないと辛い生活を過ごしながら死を迎えることになります。
身体の不調は歳を重ねるごとに増え、悪化もしていきます。
高齢の方は、全身にかけてどこかしらに、痛みや痺れを患っている方が多く、そんな方に向けて少しでも楽になる治療を日々心がけていますが、治療家だけでは、その要望に応えることはできません。
オンライン診療や遠隔診療が実現しているこの時代だからこそ、これまで壁があった、医師と治療家が連携し、患者様にとって最適な医療サービスを提供していく必要があると考えています。
医師不足や高齢者増加だからこそ、この医療DXを進化させる時だと捉えています。治療家から医師へ患者を紹介し、疾患の早期発見にもつながる連携も大切だと考えています。
また、過疎地もしくは僻地においても更なる医師不足となっているところも存在し、医療DXによって医師への負担も軽減し、またより良いサービスを迅速にかつ的確に届けれることでしょう。
医療DXの進化によって、医療従者がボーダレスに連携し、QOL向上に向けて取り組んでいける世界にしていきたいと思っています。
CAPCeLL株式会社
代表取締役 新井裕也