言語学習を「楽しい第一主義」で
フランス語熱が冷めません。
いやいや、熱したから学んでいるのではなく、必要だから学んでいるのですけどw
冷めたらおしまいの趣味の勉強ではありませんけどw
ときどき、ふと一生懸命に英語を勉強していた20代を思い出します。
あのころでも四苦八苦したというのに、49歳でフランス語だもんな〜...。
けど、可能性しか見えていない私、サイコーですw
そんな感じ。
言語学習って、結果がすぐに現れないので、来る日も来る日も新しいことをインプット、来る日も来る日も忘れてしまったことを再インプットなのです。
ときどき「これ、前にもやったことあるような...。」とか、前にやったことさえ思い出さず(せずw)に、まるで初めて出会ったかのような新鮮さで、もう一度必死にインプットなのです。
今回の私は、フランス語を勉強中なのですが、現段階では本当におもしろいです。
たとえば、何がおもしろいのかというと、レストランやお店の名前でよく見かける「La」とかの意味や、使うときのルールに出会っただけで「おおおおぉぉ〜〜〜っ」と、重低音でうなる日々。
た、楽しい...。
おっ、おもしろい...。
そんな中でも、フランス語は「H」を読まないという豆知識は持っていました。
それをテキストが説明しているのを読みながら、胃の辺りが軽く痙攣を起こすようにわくわくします。
語学留学中のクラスメイトのフランス人の子が、いつも「イーじゃなくてヒーよ。」と先生に直されていたことなんか思い出したりして。
フランス人のかたの「He(イー)」(英語のHe(ヒー))を聞くと「エルメス」の頭文字の「H」が無視されているあの現象に、疑問しかなかったあの日々と重なります。
そして、何より「He(イー)」にセクシーの極みを覚えます。
なぜかわからないけど、昔から「He(イー)」と聞くとゾクっとするw
おっと「He(イー)」だけで終わってしまいそうなので話を進めます。
(書いてて思いましたが、やっぱり私ってつくづく「外国」が好きなんだな〜。私の「外国」=「未知との遭遇」です。知らないことを知っていくことが大好きです。)
すでにお話ししたように、言語学習は来る日も来る日もインプットの連続です。
そして、一番厄介なのが、いつ上達したのか?まだ上達していないのか?が、とにかくわかりにくい。
それから、これでいい、もう十分ということもないのですよ。
来る日も来る日も、修行僧のようにインプットなのです。
チャンスがあれは使ってみればいいのだけれど、大人になると恥ずかしさも相まって、せっかく覚えたことを使うことにさえためらうわけです。
いやいや、いつ使うの?って感じですよね。
最近は特に「あなたの発音大丈夫?」なんて恐怖をあおるように、私たちの特権でもある「日本語訛り」をバカにする風潮もありますから、余計に恥ずかしくて話せないといった流れになるのでしょう。
そもそも何のためにその言語を学んでいるのか?がズレてしまっていては、目指すゴールには辿り着きません。
今日の1ミリの誤差は、10日後の1センチの誤差になりますもの。
言語を学ぶ理由が、コミュニケーションをするための道具というかたでしたら「伝わる」ことしか大切ではありません。
しかも、コミュニケーションする際に大切なことって、表情だったり声のトーンだったりと、実は言語が占める割合って多くないです。
コミュニケーションを取る際の言語の活躍度合いって、たかだか3割程度ですよ。
(だから、電話でのやり取りが難しいというのがそこですよね。表情も見えないし、ジェスチャーもできないし。)
ね、だから、もう少し上手になってから話してみよう...なんていってないで、チャンスがあればじゃんじゃん話してみましょうね。
話して通じると楽しいものです。
間違っていたって気にしないで。
間違っていれば、相手が直してくれますから。
私なんて、間違った英語で話していると娘に直されますし、昨日なんかは、間違ったフランス語でLINEを送ったら、正しいフランス語が返ってきました。
間違っていたらどうしようと、使わずじまいにしないで、じゃんじゃん使う。
「失敗は成功のもと」なんてことばもあるくらいなのだから。
それよりも、伝わったときのあの嬉しさを味わった者勝ち!
言語学習は「楽しい第一主義」で!
こだわりすぎず、テキトーに!
その方が長続きしますよ。
いや、我ながらノリが軽すぎるな...w