ココが便利!音声ガイド台本作成ソフト「ディスクラ」【前編】
こんにちは!カンバスです。あっという間に、そろそろ秋の足音が近づいてくる季節となりました。みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
さて、今回はカンバスが今年6月に販売を開始した新ソフト「ディスクラ」のご紹介をしたいと思います!
(「カンバスのパソコン購入担当者に聞いた『パソコン選びのコツ』【中編】【後編】」は次回以降に順次公開していくので、ちょっとお待ちくださいね)
「ディスクラ」とは
「ディスクラ」は、音声ガイドの台本を作成するためのソフトです。
音声ガイドの台本を執筆する専門家のことを「ディスクライバー」と言います。ディスクラという名前は「ディスクライバーのみなさんの作業の手助けになりたい」という意味を込めて名づけました。
音声ガイドって何?という方は、こちらの記事をぜひご覧ください!
ディスクラに映像を読み込ませ、映像を見ながら音声ガイドのナレーションを書き込んでいくと、タイムコード入りのExcel形式の台本が簡単に作成できます。さらに、音声合成ソフトと連携してAI音声による音声ガイドが簡単に作れます。
···と、言葉で説明しただけではどんなソフトなのか、なかなか伝わりにくいですよね。
そこで今回は「ディスクラを使うとココが便利!」というポイントをご紹介します!
基本操作編
便利なポイント① ガイドを入れるタイミングが音声波形で確認できる
音声ガイドは、セリフや物音に被らないようタイミングよく入れることが大切です。ディスクラの画面には映像の音声波形が出るため、セリフや物音の波形を避けて音声ガイドを入れていくことができます。
これは、男性が自販機で飲み物を買っているところに美南が来てクッキーを渡すシーンです。自販機の音や美南のセリフが波形で見えていますよね。
便利なポイント② 入力した音声ガイドを字幕でチェックできる
映像を再生すると、入力した音声ガイドが字幕で表示され、タイミングや表現を簡単にチェックすることができます。
制作チームのチェック会や視覚障害者の方を交えた試聴会では、ディスクラの画面を映しながら字幕を読み上げると便利です。修正があったら、その場で反映して、すぐに再チェックすることもできます!
便利なポイント③ Excel形式の台本をエクスポートできる
画面での入力が終わったら、エクスポート機能でExcel形式の台本を一発作成できます。台本は、すべての音声ガイドにタイムコードが自動で入るため、読み始め/読み終わりのタイミングに困ることはありません。
ほかにも、こんな便利ポイントが!
・目的のシーンへすぐにアクセスしたい
→ブックマークをつけておくとジャンプすることができます。
・映像が編集され、途中にシーンが追加された
→追加シーンより後ろの音声ガイドの位置を一括でずらすことができます。
・映像が暗くて画面に映っているものが見えにくい
→映像の映りを明るくすることができます。
・過去に作った音声ガイド台本の中からある言葉を探したい
→ディスクラで台本を作っておけば、複数の台本ファイルを一度に検索する「串刺し検索機能」が使えます。ファイルを一つ一つ開いて検索する必要はありません。
今回はここまで!
次回は【後編】として「AI音声編」をお届けします。
【後編】は以下からどうぞ!
<カンバスにご興味を持っていただけた方は、フォローをよろしくお願いします!>