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詩と志と祇と詞 ― 巻の壱 ―

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2023年3月から書きためた詩を50作ずつまとめました。1度だけ500円支払っていただければ全ての詩が読めます。
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最近連投している詩たちについて

こんばんは。まついです。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 暑い日もあれば寒い日もあり(朝とかね)、心ゆくまで春ゥ! て感じですね。 お風邪など召されませぬよう。 さて、つれづれなるよしなしごとをスローペースで連載しているところ、先月下旬から突然連投し始めた詩たち。 前置き一切なしに始めましたが、フォロワー各位におかれましては驚かれた方もおられるかもしれません。 恐らく私にとってそれが必要だったのだと思います。 あの日から書きたくなったのです。 心の内にある言葉をアウトプッ

【詩】自然と

冬には既に春が始まっているのと同じように あなたの険しい顔には既に笑顔が含まれている

【詩】雪融け

雪融けは、総じて時がそうさせる。 時が来て、気温や湿度やその他様々な自然条件が全て揃うと、そこで初めてようやく起こるものである。 それとも、気温や湿度やその他様々な自然条件が全て揃ったときに、時が来たと言うのだろうか?

【詩】モノクロ写真

消えていくばかりの過去をちょっぴりこの世に繋ぎとめる 本当の美しさや生々しさはそこそこに、控えめで凛とした笑みをたたえるよう

【詩】雨

雨が降っているから陰鬱なのではなく 陰鬱でいるから雨が降っているだけでも気になる

【詩】与えたら

小さな愛を与えたと思ったら その途端に大きな大きな愛が還ってきた 大きな愛がほしくて更に大きな愛を与えたら しばらく経っても音沙汰なし ↓詩はこのマガジンにまとめています。

【詩】蟹

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

【詩】道程

「東京から名古屋に行くのに必ず静岡を通るとは限らないじゃない?」 「長野経由で新幹線や特急を乗り継いだり、関越道や北陸道を経由したり、飛行機で逆から回るなんてことさえ可能だし」 「そうしなきゃ見られない景色がたくさんある」 「たとえ富士山が見られなかったとしても」 「無駄な道程は一つも無い」 ↓詩はこのマガジンにまとめています。

【詩】数字

数字が顔を持ち 数字が心を持ち 数字が意味を持ち

【詩】はなふぶき

桜は、一瞬一瞬が美しい。 冬のうち、花の咲くエネルギーを幹の内側に蓄えている頃も。 そこから微かに芽吹き、緩やかにつぼみがほころんでくる頃も。 花盛りに花吹雪、地面の近くから少しずつ緑色へと変わっていく頃も。 鮮やかな緑とさくらんぼと、そうしてやがて葉を落としていく頃まで。 全てのあらゆる瞬間が美しい。

【詩】過去は

過去はとっくに終わりました。 過去に囚われて拘っていた自分もそろそろお終いです。 手枷も足枷も既に外れています。王冠ももうかぶっていません。 身一つで歩いて進めそうです。 今を往きます。 ↓詩はこのマガジンにまとめています。

【詩】真ん中にいる人

真ん中にいる人は マーケットが乱高下するのを穏やかにただ眺めている

【詩】水面

ある一定の速度で川の水面は進む ゆらゆら ざわざわ きらきら ふわふわ

【詩】衝動

相手のために、誰かのために何かをしてあげたくて いても立ってもいられなくなり 心の奥底から湧き上がって間欠泉のように吹き出した 私を突き動かすその衝動 を、なんと呼べばいいだろうか? ↓詩はこのマガジンにまとめています。