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11.会則変更!

会則変更にあたって、「資料」がつけられておりました。

第8条について書かれたものは以下の通り。


配車制度の廃止
・学校集合の廃止
 先生から配布されるお便りにある、現地集合時間に合わせ、各自責任を持って移動する
・公共交通機関利用の場合
 テレフォンカードもしくは小銭、先生の携帯番号を記載したメモを持たせる
・保護者の車で送迎
 各家庭での送迎を基本とする
 保護者の都合がつかない場合『助け合い』というかたちでの乗り合わせは可能
・保護者会としての交通費徴収の廃止
 乗り合わせの場合、その都度個人で交通費を払う
 ※交通費表参照
・移動手段の連絡
 各学年の保護者グループLINEに部員の移動手段を連絡し、保護者全員が各部員の移動手段を把握する。

ふんふん、私が先生と話した内容とだいたい一致しております。
「各自責任を持って移動」と言ってる割には「保護者全員が部員の移動手段を把握する」とか、いまいちよくわからない箇所もありますが。

これを読み上げながら説明があり、最終的に「学校の方針に従うというかたちで会則変更に至りました。」と、一旦は締めくくられました。

が、

直後に「助け合い」という形での乗り合わせ方法について、会長からご説明がありました。

「スーパーやドラッグストアなどで待ち合わせる場合は、荷物も大きいことですし、バスケ部のジャージも派手で目立ってしまうので、できるだけ目立たないようにコソコソするようにしてください。」

これを聞いたうちのダンナがひとこと。
「なんで子供にコソコソさせるんですか?」そこに集まることがよくないことだと思ってるんなら集まらなければいいんじゃないですか?

ごもっともなんです。しかも、「現地集合」「移動は各自で」と決まりました、と報告した直後に乗り合わせをメインで話をしている違和感。

会長:「じゃあ、おのさん宅はそうしなければいいじゃないですか」
おのダンナ:「そうじゃなくて、こういう意見が出ました、ということをここにいる人たちに投げかけて話すことが会長の役割なんじゃないですか?」

その後なんだかんだやりとりがあったあと、会長の口からこんな言葉が出てきました。

「会則(私の意見)に添えないのなら保護者会を抜けてもらいます」

会則4条に「本会は部員の保護者を会員とする」とある以上、保護者が保護者会に入っていなければ子どもは部員ではいられないということです。
この人たちは、自分たちの権限で子どもの部活動を辞めさせようとしています。

「これは提案です」と会長もおっしゃいますが、会則がかわったのなら、それこそ各自責任を持って移動するでしかないと思うのですが。
それ以前になぜに「集まる」ことを推して話を進めるのか。

前回の保護者会で私が口にした「配車への不安と、追えない責任は負いたくない」という話は「おのさん宅は乗せたくないと言ってる。だから他の人の車にも乗せない」と受け取られていたそうです。しかも、前会長曰く、あの場にいたみんながそう思ったと。

いやいや「それぞれが追えない責任を追わなくていいように、現地集合にしたらどうですか?」と言ったんだよ。「個人的に追った責任ならまだしも、それを何の保証もない中で義務化するのがおかしいでしょ?」そして「みんな」ってほんとに「みんな」か??あなたの周りの数人でしょ?

ということを丁寧に説明したついでに、もう一言言わせてもらいました。

「今までに何度か「配車」で車を出した際、前にいた同じく配車の車が信号無視をしたり、速度オーバーで走っていました。そんな車に自分の子を乗せたくありません。」

隣にいたダンナには、あとから「よう言うたな」と笑われましたが。

10人集まれば10個の意見があるものです。ただ、それを言うか言わないか、言いたいことはあるけど黙っているのか、他の意見を聞く耳持たないか、それぞれだからこそ「話を出し合う」という行為が必要だと思うのです。ベクトルが同じであれば。

残念ですが、この会についてはまず、それがなかったようです。


つづく

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